【◇】群 青 エ ー ス . 8

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倉持「沢村がヤったかヤってないかはどうでもいいとしてほんとコイツどうするんすか」



栄純「倉持先輩は童の貞………」



倉持「あ？お前ぶっ殺すぞ沢村」



亮介「倉持、事実言われて反論するのはダサいよ」








いつからか下ネタに走る男子たち。

Aが寝ていなかったらどうなっていたのだろうか。

まず倉持が栄純とAが同じベッドで寝ていたことを暴露したからこうなったわけで…。









御幸「まじでコイツ離れないんですけど、どうしましょうね」








御幸、未だベンチから立ち上がれず。

寝てるくせに力がバカ強いA。

どれだけ離そうとしても離れない。

もう起きてんじゃないの？と疑いたくなるレベルに。









亮介「そのまま御幸部屋帰れば？」



御幸「持ち帰りっすか？」



栄純「ニヤニヤするな！！」



御幸「だって俺も男だし仕方ねぇだろー？」


栄純「持ち帰りは俺が許可しなーい！！」








お持ち帰りは拒否。

ぐーすか事態を知らずに寝てるAを巡って何故か今度は争奪戦が始まった。









御幸「大体、Aのやつ俺に何されてもあれこれ言えねぇからな？こうしてしたAにも非があるんだから」





栄純「離せばいい問題でしょう！！」





御幸「えー、面白くないなぁお前」




栄純「面白さ求めてねぇから！！」









過保護VS好きな子をお持ち帰りしたい男


亮介と倉持は呆れ気味。


ぶっちゃけどっちでもいい。








御幸「もう面倒臭いな、このまま担いで部屋行けば解決だろ」



栄純「おー！！その手があった！」







前言撤回。

こいつら何してんだ。

担ぐ？担ぐって？









御幸「沢村、俺のバット片付けといてくんね？」


栄純「俺が連れてきます！！どうするんすかAのあんなものやこんなものちらかってたら！！」


御幸「お前何言ってんの」







ここら辺で倉持と亮介は


帰って行った。


気の毒だなぁ、とは思っているけど。







御幸「駄目、今日は俺に譲れ後輩くん」


栄純「嫌だ！！」


御幸「こいつがこんなガードゆるゆるなのは今だけなんだって」


栄純「それはトゲトゲされるようなことをするアンタに問題あるんすよ」








御幸は寝ていてちょっと弱めになったAにイタズラしたい。

栄純は無事にAを部屋に連れて行って寝かせてあげたい。

Aのことを思いすぎる2人が衝突した。

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