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そういえばこの話の時系列はどこなんだ…!?



.









嫌いじゃない。



ただちょっと自分の気持ちがわからなかった。



青道に行くってなった時


鳴から聞いていたことを思い出したのだ。









─俺さ、稲実に一也のこと誘ったんだけどあいつ断ってさ


─え、じゃあ…どこに?


─あいつは青道だよ、青道高校。なんか前にスカウトされたとかなんとか風の噂で聞いたー


─青道……









栄純がスカウトされた時は

そんなことすっぽり頭から抜けてて

思い出したのはあの日、栄純が東に喧嘩を売った時だった。








A(覚えてるなら厄介だ、とも思ってたし…覚えられてないなら……)









あの日、Aは


またあの時のように御幸と話したいとも思っていたのかもしれない。


本人がバカみたいに自分に素直じゃないから本当のとこは分からないけれど。








A「寂しいって……感じてた?」









どうしたかったんだろう。


あの時気まずい別れ方して


あれ以来会うことなくて


あんなこと言われて、ガッカリされたって怖かったのか?


またあんな目で見られるって、心のどこかで感じてた?









弱みを握られて

突き放されるとでも思ってたのか?









A(いくら性格が素敵でもそんなことするわけないけどね、確信ないけど)









だから必死に隠してたのかもしれない。

また

あんな……失望したって目で訴えられたくないから。

きっとAにとって御幸は鳴と同じくらい大事な友達になっていたのだろう。

だから余計に避けていたのかもしれない。









A(でも、バレてほっとした私もいなかった?)








あの時、1度


御幸にAの正体が軽くバレた時があった。


消えた天才と呼ばれてる女子キャッチャーと似てる、と言われた時だ。

その時少し期待してる自分がいた。


でも怖くて、何か言われるんじゃないかって否定してた。









A(鳴に言われた時、本当は安心したのかな)








いっつも変なとこで意地張って頑固なAだからきっと


あの時鳴と再会しなかったら


ちょっとがっかりした気持ち、引きずってたかもしれない。









A(あー、もう意味わかんない)









でもなんだかんだ

今のこの関係が楽しくて、嬉しくて

自分らしくいられるようになったのは栄純だけではなく、御幸のおかげでもあるのだから。

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 沢村栄純   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 雛瀬ちゃんのチア部の格好とか絶対可愛いじゃないですか!!めっちゃ見たいです笑御幸たちの反応も楽しみです! (2020年2月28日 16時) (レス) id: f555f10572 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年2月28日 0時

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