245 ページ4
.
その頃とある用事で教室にいた倉持と御幸は部活に行こうと教室を出たところだった。
倉持(ん?亮さんから連絡?今日ミーティングかなんかあったっけかな)
制服のポケットの中に入れてたスマホから通知音が鳴り、ロック画面を見てみると
そこには「亮さん メッセージが3件あります」の文字。
なんだと思いつつロックを解除し見てみると…
倉持「はぁ!?!?!?」
いきなり大きな声を出した。
亮介から送られてきた内容が内容なだけに倉持が驚くのも無理はない。
御幸「急に大きな声出すなよ、好みの女の子の連絡先でもゲットしたのか?」
倉持「んなわけねぇ!!それよりお前の気になるアイツがやばい格好してるぞ」
御幸「気になるアイツ?」
倉持「見てみろよ」
どれどれと倉持からスマホを受け取り
見てみると…
御幸「へー、なかなかいい趣味してんな」
倉持「ニヤニヤすんな気持ち悪ぃ」
亮介から
「雛瀬が俺たち応援したいってチア部の服着てきたよ」
「それなりに似合ってるのおもしろい」
というメッセージと
さっき不意打ちで撮られた真っ赤な顔したAの写真が送られてきた。
倉持「そんな見る機会ないから思わなかったけどよ、雛瀬のやつあの量の食べ物どこに行ってるんだろうな」
御幸「太腿とか折れそう」
倉持「どこ見てんだよ」
本人に言わないだけで実は結構Aが好きで仕方ない御幸はこの写真を見てにやけが止まらない。
隣の倉持がドン引きするくらいにはにやけてる。
倉持「亮さんが早く来て実物見てみ?だってよ」
御幸「よし行くか」
倉持「お前いつか雛瀬に後ろから包丁で刺されそうだな」
御幸「はっはっは、ありがと♡」
倉持「別に褒めてねぇよ」
とかいいつつ
なんだかんだ見に行こうと足を速める2人。
いつか2人まとめてグラウンドに埋められそう。
亮介「あ、来た来た、珍しく遅いじゃん」
倉持「すいません、こいつがノート写してねぇとか言ってたんで」
御幸「倉持くんのノートの文字が汚くって汚くって」
倉持「後で覚えてろよ恩知らずが」
優等生かと思いきや
案外抜けてるとこがあるらしい。
それはそうと…Aの姿が見当たらないではないか。
亮介(雛瀬……もしかして逃げた?いい度胸じゃん)
190人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏(プロフ) - 雛瀬ちゃんのチア部の格好とか絶対可愛いじゃないですか!!めっちゃ見たいです笑御幸たちの反応も楽しみです! (2020年2月28日 16時) (レス) id: f555f10572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちあき | 作成日時:2020年2月28日 0時