【◇】群 青 エ ー ス . 7

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そして迎えた7月23日

この日は青道対村田東との試合。









A「頑張れー！！降谷くん！！」









この日ピッチャーとしてマウンドに上がっていたのは降谷。


この日も絶好調のピッチングで会場を大いに湧かせた。









1回に3点、2回に2点入れている青道。

相手の村田東は未だ点を入れられていない。









汗をかきながらもベンチに戻る降谷。









倉持「最初から飛ばしすぎだお前」

御幸「こいつまじで言う事聞かねー」









笑いながらそんなことを言われてる降谷

大事な役割を背負ってる降谷だからこそみんなスタミナ面などを考えてなんだかんだいって気にかけてくれている。









倉持「ぶっ倒れるぞー」









でも降谷がここまで絶好調なのにはある理由が…









降谷(倒れません、エースだから…！！)









前日の練習で



丹波くんが戻るまでは貴方がエース、といったことを礼ちゃんに言われて大変機嫌がいいしやる気がめちゃくちゃ倍増。



それでエンジンがかかって最初から飛ばしまくりなのだ。







それに加え試合直前









A「降谷くん、今日も頑張ってね！」









Aから笑顔でドリンクとドリンクを入れたボトルにメッセージ付きの付箋を貼ってもらえてさらにやる気アップ。








降谷「うん…頑張る…！」









そして書かれた内容でさらにやる気アップ









”今日も最高のピッチング、期待してるよ降谷くん！”







本気で投げないわけにはいかないとやる気を3段階に分けて底上げされた。

Aは降谷のモチベーションを上げる要素になっているのかも。









降谷(Aちゃん…見てるかな、見てるといいな)









そんなこんなで今日も降谷は通常運転。


反対に栄純は…









栄純(アイツ…！！エースと言われて、Aに応援されてさらに勢いづきやがった！！)









めちゃくちゃ悔しそうにしていた。

ちなみに栄純のドリンクボトルにはAの手書きメッセージはついてなかった。







ただ口頭で









A「今日投げられるといいね、グラサンのこと拝んで願掛けしなよ」









と真顔で真剣に言い渡されただけ。



これが降谷との差が激しすぎる！！とさらに栄純の悔しさを倍増させた。









そして死んでもグラサンだけは拝まないし願掛けもしない。

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