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御幸「降谷、今日はバテんなよ」


降谷「…………」


御幸「こらこら、無視するな」








ちょうどAの後ろから

ユニフォームに着替えた御幸と降谷が。

相変わらず降谷はつーんと御幸の言葉を無視。









降谷「Aちゃん…!」




A「あ、降谷くん!おはよ!」








御幸の言葉は無視するが

Aのことは無視しない。

Aの姿を見つけるなり死んだ魚のような目がキラキラと輝いた。




Aの笑顔を見た瞬間降谷の周りには花が咲いた気がする。









御幸「よ、ちゃんと寝たか?」


A「バッチリ寝ましたよ、御幸先輩」


御幸「先輩ってとこをわざとらしく強調するなっつーの」








御幸とAの距離感は

昔の頃に戻ったようだ。

あのままだとお互い気持ち悪いからあの頃に戻すことにしたらしい。









降谷「それは?」








御幸とお喋りしてるのが気に食わなかったのか

降谷はAのことを御幸から離し

クマのぬいぐるみを指さした。








A「これ?青道のユニフォームを手作りしてみたんだ!」




降谷「手作り…その背番号はキャプテンの?」




A「うん、あ!ちゃんと降谷くんのもあるよ!」









降谷はそのクマのぬいぐるみが背負ってる背番号が3番だと気がついた瞬間分かりやすくしょぼん…としたが


Aの話を聞いて生き返った。









A「こうやって…剥がして付け替えれば…ほら!降谷くんの完成!」




降谷「僕の…ユニフォーム…」








自分の背番号を背負ったクマのぬいぐるみにホクホク。

満更でもない様子の降谷。

この2人のやり取りは癒しだ。









降谷「…今度はシロクマのぬいぐるみで僕の作ってくれる?」


A「あー!確か降谷くんシロクマ好きだったもんね、シロクマの方がいいか!」


降谷「いや…普通のクマでもいいけど…」


A「ううん、いいよ!降谷くんに似合うのはシロクマだもんね!」









Aは時間があったらシロクマのぬいぐるみを買いに行こうと決めた。

シロクマはどことなく降谷に似てる気がしたのもその理由の一つ。









A「さてと、哲さんの番号に戻すか!」







嬉しそうにする降谷の前で容赦なく11番のワッぺンを剥がしたA。








降谷「僕の…背番号が剥奪された…!!」








それを見て軽くダメージを受けた降谷なのであった。

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 沢村栄純   
作品ジャンル:アニメ
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ちあき(プロフ) - ダイヤ様さん» 個人的に1年トリオが好きなので絡ませてます!これからもガンガン更新していきますね! (2020年2月18日 0時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
ダイヤ様 - ちあきさん» 243の話、かなり笑いました!!沢村の優しさと気遣いがいい…!1年トリオの反応も可愛い。更新を楽しみにしてます!! (2020年2月17日 23時) (レス) id: f3c6ebb892 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - すずさん» ありがとうございます!!嬉しいです…! (2020年2月16日 12時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 鳴くんの優しさにキュンキュンしました。素敵な作品ありがとうございます。これからも更新楽しみにしてます! (2020年2月16日 9時) (レス) id: ea774d1f7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年2月13日 0時

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