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消しゴム投げとチョップは亮介直伝








亮介「当然だけどさ、居眠りなんかしたら容赦しないから。」



A「え…?」








朝ごはんを終えた食堂。



いやいや嫌がる亮介にお願いします!と頼み込んで髪を結ってもらってる最中にこんなことを突然言い出したのだ。



(髪の毛結び慣れるまではしばらくやってもらう予定だ)









亮介「寝るような度胸のあるやつはチョップだよチョップ。」








緩く結んだ髪から手を離すと

スッと手をあげ

勢いよくAの頭に不意打ちチョップ炸裂








A「いっ………!?!?」









女子にも男子にも容赦ない。

前に他の女子にやらないのになんで私だけ!とAが文句を言ったら

Aは女子じゃないから、と言われて終わった。

それ以降隙あらばチョップの餌食に。









A「なるほど…このチョップをやられたら眠気吹っ飛びます…」




亮介「でしょ?Aは勿論絶対に寝ないだろうから起こす側として教えてあげるって話」









勿論絶対に寝ないだろうから


その言葉が重くのしかかる。


しかも威圧感すごい。


圧すごい。









亮介「いい?まず誰にも気づかれないようにってのが重要でさ、指先まで力を込めて勢いよく…」


A「こ、こうですか…?」









こうしてAはしっかり

亮介直伝チョップと消しゴム投げを会得した。









亮介「そう、試しに純にやってみなよ」



純「今なんつった亮介!!」








わかりにくいが

亮介はかなりAをかわいがっている。

チョップをするのもただ話したり絡むきっかけがほしいから。









亮介「文句ある?」


純「大ありだわ!お前直伝のチョップって絶対痛えに決まってんだろーがよ!」








そのきっかけ作りに

伊佐敷が巻き込まれることもしばしば。








A(亮介先輩直伝チョップ…!!なんか強くなった気分!)







その後の休み時間
容赦なく亮介直伝チョップをくらった降谷なのであった。









降谷「い、いたい…頭割れそう…」

春市「兄貴直伝だし…Aちゃん手加減ってものを知らないし悪意ないから余計にね」









そして午後4時

午後練習が始まった。

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年1月22日 0時

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