全てが僕たちの宝物-特別編ⅱ- (ページ34)

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シリーズ1周年記念20 ページ34

HK
はー長い一日だった。

まさか部屋に廉も紫耀くんも海人くんもいなくて

病棟内を探し回ったけどどこにもいなくて。

そしたら病院の外まで脱走してたって・・・

いやいや、ありえない。

中学生にもなって脱走って・・・いや、中学生だからこそあそこまで年密な計画を立てて病院外まで脱走したのか。

玉「はぁ・・・まあ無事だったのは不幸中の幸いだったけどさぁ。これで倒れてたら本当に助けられなかったよ」

藤「本当に。紫耀も結局ほとんど動けなくなってたし酸素だってマスクにしなきゃいけないぐらいまで下がってたからギリギリだった」

北「廉だって免疫下がってるのにあんな人混み・・しかも暑いし本当に危険なことしてくれるよな」

まあ、本人たちは本気で反省してるみたいだしもうやらないってそれぞれ約束したらしいからもう引きずらないけど。

看「北山先生」

北「はーい？」

看「廉くん発熱しました。」

北「早速来たか。何度？」

看「37.9℃です」

あーやっぱり熱出した。

一気に上がったな。

北「廉何してた？」

看「静かに横になってました」

北「起きてた？」

看「起きてはいました。」

北「はいはい、行きますか」

玉「いってらしゃーい。ついでに海人も見てきてー」

藤「俺ここいるから何かあったら呼んで」

北「分かった、ありがとう。行ってくる」

______________
続きます！

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