シリーズ1周年記念21 ページ35
HK
北「廉、、えっ？」
部屋に入ってみたら・・・紫耀くんと海人くんは寝てて静か、だけどなんか人多くない？
岸「あれ？北山先生じゃないっすか！」
神「ほんとだ！北山先生お久しぶりです！」
北「あれ、Wゆうたじゃん！こっち戻ってきたの？」
岸「そうなんです！一昨日からこっち一回戻って来てるんすよ」
北「そうだったんだ。」
Wゆうた。実は俺が研修医だったときに少しの間担当した子たちなんだ。
相変わらず二人仲良いんだな。
神「あ、先生廉が熱出しててしんどそうなんですよ」
北「はいはい。廉熱出ちゃったんだって？」
廉「ごめんなさい、、」
北「熱出たのは謝ることじゃないでしょ。熱以外に症状ある？」
廉「えっと、、とにかく体だるくてぼーっとする」
北「免疫下がってるから原因それじゃないかな。もう少し熱上がると思うから上がり切ったら解熱剤で熱下げよう」
廉「うん、、」
熱のせいもあってかなり不安そうな顔をしてる廉。
北「大丈夫、熱ちゃんと下がるから。」
廉「ん・・・」
神「具合悪いのに来ちゃって俺たち邪魔だったかな。帰る？」
岸「そうだな」
北「あ、ちょっと待って！いつの間にここ仲良くなったの？」
神「実は夏祭りで隅に寄って具合悪そうにしてたのを見つけたんです」
岸「それでちょうどいいから車に乗せて帰したんっすよ」
北「そういうことだったのか」
なんだ、どうやってあんなに具合悪そうだったのに帰ってこられたのかと思ってたら
そういうことね。
北「二人が助けてくれたのかー。ありがとな。」
神・岸「いえいえ！」
北「・・・ところでお二人さん時間大丈夫？」
神「え？あ！岸くんやばいよ！時間過ぎてるよ！」
岸「えっ！？やっべ！俺らも怒られる！神宮寺急げ！」
北「飛ばさないでゆっくり帰りなー。先生に事情伝えておくから！」
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作者名：風音色
| 作成日時：2022年1月29日 0時
