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「「「…ユキ！」」」
横に居た6人の声が揃って私の名前を呼ぶ。
でも私はそれに見向きもしない。
私が捉えているのはたった一つ。
目の前の眼鏡をかけた憎き人間だ。
『誰が卑劣ですって？』
ポ「君には関係ないだろ…杖を下ろせ。」
『親が邪悪で残酷…？それは誰の事？』
ポ「それはマルフォイの…」
『……自分の親の罪を知らずして、よくそんな事を口にできるわね。ハリー・ポッター。』
ポ「……え？」
ハリー・ポッター…
本当に口にするだけでも
吐き気でしかない。
なんて忌々しい名前。
……その名前を私は一生恨むのよ。
ポ「……エレーナ…君は一体…」
『…喋りすぎたわ。』
ポッターから杖を下ろし、
ジェシー達の方に戻る。
樹「ユキ、大丈夫か。」
『…うん。少し、カッとなったわ。』
6人とその場立ち去る間際、ポッター達の方から
騒ぐ声が聞こえたが、もう振り返らない。
マルフォイの姿が見えず、
その代わり小さな白イタチが見えた気がする。
マルフォイの髪色に似たイタチだったなぁ…。
京「ユキ、本当に大丈夫？」
『大我、ありがとう。ごめんね。こんな怒りやすい女だなんて…思わなかったでしょ？幻滅した？』
京「ううん。むしろ逆だよ。」
『逆、？』
北「本物を見れたなって思った。」
『…どう言う事？』
北「俺らスリザリンの中でも、断トツのスリザリンの気質ってやつ。尊敬した。あぁ、これがスリザリンか。って。」
樹「ユキ、自分では自覚ないだろうけど、たまーに誰よりもスリザリンのオーラを放つ時あるよな。」
『えぇ？そんなこと…やってる自覚ないんだけど…』
慎「ハハッ！本当に自覚なかった！」
ジェ「えー！ずるいー！俺もスリザリンオーラ出したい〜！！！」
優「アホか！何かしらの技とかじゃねーんだから。しかも、お前はどっからどう見てもグリフィンドールだろうが！」
『そんなの関係なしにでも、ジェシーには無理じゃないかしら？』
ジェ「えぇ〜？！AHAHA！なんでだよぉ！」
…どんな私を見ても幻滅しないで
いてくれる6人には感謝だなぁ。
スリザリン以外の子達には
あまり見せない一面をつい、出してしまったから、
実の所、彼らに嫌われると思ってたし…
慎「あーー、腹減ったわ！」
元気いっぱいな慎太郎の声により
私達はそのままなぜか授業をサボる事にした。
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unim(プロフ) - ぬらりさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！やっと次のシリーズへと移せました！ぜひ今後ともご愛読宜しくお願い致します！ (2021年6月12日 1時) (
レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
ぬらり(プロフ) - ハリーポッター 大好きなので凄く嬉しいです!続き楽しみにしてます (2021年6月12日 0時) (レス) id: 8f9eafb01f (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月9日 20時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - 夏華さん» 夏華様 ご意見ありがとうございます！ドラコ君…！！確かにその手もありました！！笑 そこでドラコかぁ！なんて事もいいですね！是非、舞踏会、当話は誰が出てくるのかお楽しみくださいませ！是非これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2020年5月4日 17時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - るんさん» るん様 感想&ご意見沢山ありがとうございます！当小説をお楽しみいただけてるみたいで良かったです！^_^舞踏会のご意見も本当に参考になります！是非検討致しますのでご参考にさせていただきます！是非これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2020年5月4日 17時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unim | 作成日時：2020年4月20日 22時
