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ー ザワザワ…
周りがダンブルドアの言葉により
暫くしてザワつき始めた。
そんな…まさか。
魔法使いが生存している確率の低い
日本という国から
緊急でここに転入して来た彼ら。
トライウィザードトーナメントは
1792年に一度中止され
今年はそれ以来の開催となる。
タイミングが重なり過ぎている…
一体…
ダ「…では、一度日本人魔法使いの6人に入って来てもらおう。」
ー ギィーー…
また大きな大広間の扉が開く。
扉の向こうには…
『……みんな…』
数時間前まで
一緒に歩いて、喋って、笑い合った
6人の友人達が立っていた。
ド「おい、北斗達じゃないか…！！」
サ「さっきの…慎太郎って子もいるじゃない。」
マルフォイ達もダンブルドアの言葉に
頭が追いついていないのか
扉から出てきた彼らの姿に驚いてた。
私自身も驚いてはいたが
その驚きとは別で、先程までマグル独特の
おしゃれなカラーに包まれた私服とは違う
我が校、ホグワーツの
ローブを見に纏う6人の姿に
見惚れてしまった。
ダ「では日本人魔法使いの我が校の諸君…君達は代表決定となる。宜しく。」
「「「はい。」」」
朝食から先程一緒にいた時間まで
私が見てきた彼らとは違った。
何か違うオーラ。
何か違う魔力。
何か違う、彼らは何が違うのだろうか。
友人になれたと思った手前で
この命を落とすかもしれないと
何百年前に一度中止されたこの競技に
なぜ出場しなくちゃいけないのか。
日本人魔法使いとは…
何故今までいるか、いないかの存在だったのに
ここにて何故大きな注目となるのか。
何が特別なのだろうか。
全て、分からない。
分からないって、怖い。
『………。』
朝食時にも彼らは6人で
楽しそうに歩いていた大広間の真ん中の道を
今は真剣な表情を誰も崩さず歩き
壇上へと向かっていた。
そんな姿から目が離せなかった。
『………ぁ、』
ー …パチッ
樹と目があった…
ー …照れる。
樹の口の動きは私に向かってだろうか。
そう読み取れた言葉は
どこか安心させようとしてくれていた。
樹のニカッと笑う笑顔が
見えただけで心は少し落ち着いた。
きっと彼らはこの競技の過酷さを理解している…
尚、私も更にこの競技の過酷さを
突きつけられた気がした。
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unim(プロフ) - ぬらりさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！やっと次のシリーズへと移せました！ぜひ今後ともご愛読宜しくお願い致します！ (2021年6月12日 1時) (
レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
ぬらり(プロフ) - ハリーポッター 大好きなので凄く嬉しいです!続き楽しみにしてます (2021年6月12日 0時) (レス) id: 8f9eafb01f (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月9日 20時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - 夏華さん» 夏華様 ご意見ありがとうございます！ドラコ君…！！確かにその手もありました！！笑 そこでドラコかぁ！なんて事もいいですね！是非、舞踏会、当話は誰が出てくるのかお楽しみくださいませ！是非これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2020年5月4日 17時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - るんさん» るん様 感想&ご意見沢山ありがとうございます！当小説をお楽しみいただけてるみたいで良かったです！^_^舞踏会のご意見も本当に参考になります！是非検討致しますのでご参考にさせていただきます！是非これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2020年5月4日 17時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unim | 作成日時：2020年4月20日 22時
