【story 43】 ページ46
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グダグダに疲れた次の朝
窮屈な圧迫感と共に勢いよく目覚めた。
『……うわ。』
朝起きてさっそく視界に入ったのは見覚えのあるエメラルドグリーンな髪。
身体に覚えのある締め付け方
ぜーったいラウンジで寝落ちしてそのままフロイド先輩に回収されたパターンじゃん。
『とりあえず、、、逃げよう。』
ここに居てもろくな事ない←
だがしかし。
寮に戻ったらたぶんグリムとエース達から色々言われるだろうからそれもつらい←
『とりあえず…グリム達に謝らなきゃ』
身体を動かそうとしたその時、
後ろから勢いよくぐるりと身体を持ち上げられ
押し倒される。
ベットが軋む音が響く中、天井を見上げると
不機嫌そうな顔のフロイドが見えた。
『(あっ、これ死ぬやつかも。)』
フロイド「おはよぉ。小エビちゃん…」
どこ行くの(圧)?
寝癖でボサついたあどけなさとは裏腹に
絶対逃がさないからなという圧を滲みだした視線で
フロイドは見つめた。
『グリムが心配だから寮にm「はぁ?」…なんでもないです。(悟り)』
なるほど…。
フロイド先輩は朝機嫌が悪いタイプ←
それにこのまま放っておくと後から怖い。
Aはやれやれと思いながら
グッと身体の上半身を上げ見下ろすフロイドをギューっと抱きしめた。
『グリムを同じクラスの人に任せたままだったから
心配しただけです。そんなに拗ねないでください。』
フロイド「…拗ねてねぇし。」
じゃあ辞めます?と言うとまた不機嫌そうな顔を浮かべるフロイドを見てやれやれとまた抱き締めた。
大きくビクリとするフロイドを気にもせず、
背中をポンポンとした。
そのまま2人共スヤスヤと寝落ちしたし学校にもめちゃくちゃ遅刻した。
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作者名:ぱお | 作成日時:2020年6月25日 0時