【story 12】 ページ14
.
声をかけたことに気づき、
その人は戸惑いながらも魔法で大釜を出し
なんとかエースの動きを停めることに成功した、
グリム「ぎゃはははは!見てみろ、A。だっせーゾ!」
煽るように笑うグリムをとりあえず確保して、
その隣でぺしゃんこに潰されているエースともう一人紺色の髪と右目のスペードのマークが印象的な男の子が居た。
じーっと眺めていると、こちらに気づいてくれたみたいで いけないいけないと思い挨拶をした。
『捕まえてくれて どうもありがとう。おかげで助かりました。』
ペコりとお辞儀をすると同じ様に照れながら返してくれた。
??「僕はデュース。デュース・スペードだ。君はたしか…入学式の時の。。」
『入学式の時は失礼しました。はじめまして。Aです。』
敬語じゃなくていいと言われ
ほんと?じゃあヨロシクと返した。
なんとなくデュースとは共通点がありそう←
グリムとエースは相変わらず仲悪そうだし、、
どうしたものかなーと頭を悩ませていると、
デュースが声をかけた。
デュース「何かあったのか?」
『えーっと実はね、、、。………』
____________________
_____________
______
___
この世界に迷ってからのこと、今日起きたことの成り行きをざっくり説明した。
デュース「なるほど…苦労したんだな。。」
感情がこもった労いの言葉に
ありがとうと噛み締めて言うと、
今度はエースとデュースが怪しい方向に口論をはじめた。
まあ、人数も揃ったしあとは窓ふきしておしまい
、、
ん???
『……………あれ?』
さっきからやたらと静かだな。。
次第にサーーーーーッと身体が冷えていき嫌な予感しかしない。。。
辺りを見渡し全てを悟ったように目を閉じて
口を開けた。
『朗報です。次はグリムが逃げました…』
エース・デュース「「は!?」」
エースもデュースも同じ様に見渡す。
そう。
奴はあれだけ約束だの許さないだの並べておいて
この期に及んで……、
逃げたの(遠い目)
メラメラとやる気という着火剤に火が灯る…
2人をみてもう止める言葉もおもいつかなかった……
『もう、グリムのこと八つ裂きにしてもいいと思う…』
探すぞーーー!!!!
そう言って走っていく2人をを追いかけた。
.
510人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱお | 作成日時:2020年6月25日 0時