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「あ、カラ松姫」

「うん。で、キミは?」

「あ、ボクは、赤の国の第三王子のトド松。」

やっぱり王子であってた。

てか、服で分かるか。(笑)

「よろしくね。トド松王子」

ボクは、手を差し出した。

「うん!」

それを握り返してくれたトド松王子。

アハハ、なんか恥ずかしい。

「あ!お前の名前聞いてない!」

おそ松王子?がチョロ松と肩を組んだまま、チョロ松の方を向いたかと思えば、これだ。

チョロ松に怒られ…。

「あ、僕も。」

あ、チョロ松もバカだった。

普通、仲良くなる前に自己紹介するよな?

「「「「バカ?」」」」

ボクとトド松王子と十四松と一松王子の声が見事にハモる。

「「馬鹿って言う方が馬鹿なんだぞ!」」

肩を組んだまま、空いてる手の方でボクらを指さして逆ギレする二人。

情けないな。

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設定タグ:王姫 , おそカラ , おそ松くん   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:青葉さき | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年4月25日 18時

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