検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:632 hit

3 ページ4

また、庭を走って来る足音が。

次は誰!

足音の方に目を向ければ、二人のシルエットが。

「カラ松、何で抜け出したんだよ!赤の国との挨拶にお前居なくて誤魔化すの大変だったんだからな。」

青の国の第一王子であり、三つ子の2番目であり、ボクのすぐ下の弟、チョロ松が早口で説教をしてくる。

「そうだよ、カラ松。自分だけが女の子だって理由で抜け出すのはよしてよ。」

三つ子の末っ子の十四松もチョロ松の後ろから出てきて、プンプンと頬を膨らましながら話してきた。

謝らないと後々めんどいので、謝る事にした。

「ごめん…チョロ松、十四松。」

でも、ボクが顔を上げた時には、チョロ松も十四松もボクの目の前にいる三人に釘付けだった。

しかも、その三人もチョロ松と十四松を見てるし。

謝ってたのに酷いや。

「「「え…」」」

「「え…」」

「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」」」」」

ボク以外の五人は、顔を見合せ、一瞬固まったと思ったらお互いを指さして、叫んだ。

カラスがバサバサと音を立てて、逃げていく。

男の子ってホントにうるさいなぁ。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:王姫 , おそカラ , おそ松くん   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青葉さき | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年4月25日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。