そのはち ページ25
side:kashitaro
「まふちゃん、こっちおいでー」
僕は、インターホンがなってすぐまふちゃんを呼んだ。記憶がないから怖いだろうし
「っ、はぁ...っげほ、」
「ちょっとごめんしょうくんまふちゃんとこいこうか」
「っげほっげほ...んっ、かし、さ」
「はいはいかしたろですよー。ごめんね、だれがくるか言ってなかったね」
「ぅんっ...やあだ、こわい...」
怖いねえ...予想道理だな。誰か知らないからだと思うけど
「まふちゃん、今から来るのはね?そらさんと、かしたろと、しょうくんの友達。だから、大丈夫」
「とも、だち...って、なに?」
「一緒に遊んだり、喋ったりするの。まふちゃんとかしたろは、友達」
「そっ、か、」
安心したのか、そのまま眠ってしまった。眠っているまふちゃんの体温を確認して、撫でた。そらるくん来ないかな
「かしたろーつれてきた。え、まふどうしたの?」
「インターホンが怖かったって。一応落ち着いたから大丈夫」
「落ち着いたならいっか」
「熱は計ろうね、みんな」
うらたくん達はどこにいるのか聞くと、手洗いしに行ったらしい。ちゃんとしてる
「せんらくんがでかかった。ほかはおれぐらい」
「僕位だった?せんらくん」
「少しちっちゃかった、かも。あ、そろそろ来るんじゃない?」
恐らく騒ぎながら来ている。声が元々大きいのかわからないけど、すごく聞こえる
「しょうくん、おいで」
「かしたろさん、」
しょうくんは、嬉しいけど頭は怖がってるのかな?動揺してるのが丸わかりだよ
「あ、そらるさん、これ。服、入れてあるので」
「あー、ありがと。着替えよっか」
「僕まふちゃん着替えさすね、寝てるから」
「よろしく。しょう、こっち」
「え、わ、まっ...まってっ」
「まつから。ほら、おいで」
「せんらくん服ありがとね。家にはなかったから」
「いえいえ。あっ、しまくん。だめやで、動きまわるのは」
「さかたもな」
「ある程度は遊んでていいから。とりあえず着替えさせるね」
もうあっちは騒ぐのが日常なのかな。まふちゃんは寝てたけど、体重が軽いし何より小さいからすぐ着替えさせることができた
そして、しょうくんとそらるくんが戻って来たので、最初の目的だと思われる、なんでこうなったかを話すことになった
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優 - 読ませてもらってます! 内容が分かりやすくて、すらすら読めます! 楽しく読ませていただいています。 (2020年2月8日 19時) (レス) id: 3e94ae8e8d (このIDを非表示/違反報告)
よる - いちごさん» 遅くなるかも知れませんが頑張ります (2019年3月9日 22時) (レス) id: 46a3c83342 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいています!リクエストなのですが、浦島船が喧嘩してて体調悪いの言い出せなかった坂田さんが動けなくなって看病される……みたいなのいいですか?分かりにくくてごめんなさい! (2019年2月17日 23時) (レス) id: ae6a5e8991 (このIDを非表示/違反報告)
よるそら。 - 心葉さん» むしろ具体的でやり易いですありがとうございます (2019年1月17日 21時) (レス) id: 46a3c83342 (このIDを非表示/違反報告)
心葉 - リクエストお願いします。「まふまふさんが体調不良でみんながバタバタしていて、自分も体調不良と言い出せないそらるさんの話」がみたいです。(完全に自分の好み)細かくてすみません、難しかったら大丈夫です。更新がんばってください(・∀・)/ (2019年1月12日 17時) (レス) id: 2c8ccae749 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よるそら。 | 作成日時:2018年8月25日 23時