8…伝えたいこと ページ8
何も考えずに、なにも頭に入らずに。
そんなので時間が無駄になる。
気がついたら夜の10時。
何事もなかったかのようにAはボクを寝室まで連れて行ってくれる。
何も言葉を交わさずに。
貴「それではピコ様、お休みなさいませ」
ピ「あ、ああ…」
貴「元気がありませんね。どうかされたのですか…?」
ピ「何でもないよ。そろそろAも休みな」
貴「ピコ様、嘘は…嘘はつかないでください」
何でわかるんだよ。
Aはボクに話さない癖に…
ボクはAに全てを打ち明ける事にした。
何をしても隠しきれないから。
ピ「A、ここに座って」
貴「はい」
指定したのはボクのベッド。
ピ「今から大事な話をする。嘘をつくのはなしだよ。分かった?」
貴「分かりました」
ピ「じゃあ、今日、ミキと話して変更点があったから伝える。ぼく達の結婚式まで、あと一週間し かない」
貴「そ、そんな…」
ピ「ごめん…A」
貴「嫌、私…ずっと…これからも一生ピコ様にお仕えしていきたいですっ…そんなの…嫌ですっ」
ギュっ
貴「ピコ…様?//」
ピ「いいから、落ち着けよ//」
「一生仕えていきたい」
仮りにミキと結婚させられたとして、この一言でボクは一瞬でも救われたと思う。
気持ちが我慢できなくて、我慢できなくなって体が動いてしまった。
だからAを抱きしめた…。
ピ「それは…それはこっちも同じだ。ずっと、ボクの近くにいてほしいい。ずっとAを近く で感じていたい…」
貴「ピコ様…どうかしたんですか?///」
チュッ
貴「あっんっ///ふぁあっピ、コ…様っ///」
ピ「んっ///」
キスをした。
とても深くて、Aにはちょっと辛いかもな。
ピ「ごめん、Aのファースト奪っちゃったな。ははっ///」
貴「い、いえ///」
ピ「何があってもずっと近くにい てくれたAと離れたくない。Aをを誰にも渡し たくない///」
貴「///」
ピ「ボク…Aの事が好きだ///」
貴「へっ///」
ピ「変な事言った自覚はある。でもこの事はしっかり考えてほしいんだ。いつでもいい。返z…」
貴「待って下さい///」
ピ「ん?//」
貴「返事…今でもいいですか?//」
ピ「随分早いんだな。いいよ。Aの気持、知りたいな///」
貴「私も、ピコ様の事が好きです///」
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シフォン - ぴこおおお!!!とっても感動しました!!続編期待してます!!!!というかやってくださいおねがいします!! (2015年4月19日 12時) (レス) id: e57fc26825 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆりにゃん(`・∀・´)(プロフ) - 面白い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2014年10月21日 20時) (レス) id: 593a3d64a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡音アレン | 作成日時:2014年8月15日 12時