【ボカロ】主人×メイド【歌手音ピコ】

４９…初めてのおはよう ページ49

チュンチュン


ピ「ん…もう朝ｋ…///」




朝になった。

それでもやっぱり驚きを隠せない。

ぼく達は服を着ないでそのまま寝てしまっていた。

風邪、ひかなくてよかった。




ピ「かけないと風邪引くよ？」



そう呟いてAに布団をかけた。

するとAはにっこり笑った。





ボクもまだ寝てようかな。




ピ「おやすみ、A」


貴「むびゃむにゃ…ピコ、だ、い、好き、だ、よ///」


ピ「///」





ボクも好きだよ。




そう思った人はAが初めて。

本当に好きでしょうがなくて、もう何もできない。


愚痴を言って子供っぽいとか思われたくなくて、少しでも大人なボクを意識してほしくて…。



おしゃれにもチャレンジした。



つないだ手を放してほしくなくて、離れたくなくて。



この手、Aはずっと繋いでてくれる？








貴「ピコ…？」


ピ「ｚｚｚ」


貴「寝てる」





ちゅっ…




貴「起きてもらおうかな、ご主人さま///」


ピ「ん〜ｚｚｚ」


貴「ピーコー起きて！」


ピ「うるさい〜。ボクはまだ寝るんだ」


貴「あっ、そんな事言ったらご飯抜きだよ！？」


ピ「A食べるからいいよ〜」


貴「なっ、ふざけたこと言わないの！///」


ピ「冗談だよ」





ギュウッ





ピ「おはよ、A(ﾆﾔｯ」


貴「おはよ///」









初々しい新婚生活がスタートした。

これから、どうなるんだろう…。




愛してる。



いつかこの言葉を伝えられたらいいな。


今は好きしか言えないから。





もうちょっとだけ、待っててね？

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