【ボカロ】主人×メイド【歌手音ピコ】

４３…絶対に ページ43

コンコン



ピ「A、入ってもいいか？」


貴「え、あ…うん、いいよ///」





ガチャッ





ピ「ッ///」


貴「素敵なドレスだね///」


ピ「綺麗だよ、A///」


貴「ありがとう///ピコのタキシード、すごく似合ってる///」


ピ「そうかな？それならよかった///」


貴「ミキ様の所へは行かなくていいの？」


ピ「え？ああ、アレはいいんだ。でももうちょっとしたら行かなきゃばれるんだけどね」


貴「そっか…」


ピ「そんな残念な顔するなって。今日からぼく達を離すものなんて何もないんだから。ね？一時離 れるだけだから」


貴「そうだよね///」








試着では見せてくれなかったウエディングドレス。

すごく…よく似合ってて、式場で襲うかもしれない///←







ピ「誓いのキスでさ…」


貴「？」


ピ「Ｄキスしていい？//」


貴「いいと思う？//」


ピ「いいと思う///」


貴「ピコ君不正解！でも…今ならしていいよ///」


ピ「お色直しはまだなんだ？///」


貴「うん。全然まだだから問題ないよ！///」






チュッ


チュ…クチュっ//







貴「んっ…///」


ピ「ん、んぅ///」


貴「ふぁ///あっ///」




―――――――――――――――



無理にでも唇を押しつける


Aの口から出た甘い吐息、




『大好きだよ』



の一言―――





言葉じゃ返せない現状にどうもできない。


伝えられるのはAを抱きしめた手。


今までよりも強く抱きしめる。





Aが笑ってくれる。真っ赤な火照った顔で。



アイコンタクト…とかできるかもしれない。






これから始まる戦争。




ボクがAを守る。









昔の自分に誓ったんだ。だから…




今のボクはAを幸せにできていますか…？

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