26…ずっと・・・ ページ26
やっぱりそうだったんだ。
のんきにティータイムなんかしてたボクがバカだった…。
来る時に考えてたのに、それでもガードしないボクがバカだった…。
ピ「A、そこにいるんだろ?」
貴「Aはここにいません!」
隠れるのが下手だな、Aは…
でも答えが聞ける。
はじめっから聞いていた。
だからAは迷うことなく答えを返してくれる。
ボクを…選んでくれる。
そう信じてる。
勇「A、僕専用のメイドになるっていう答え、それと…聞いていたんなら分かるはずだ。
俺か、ピコか…Aはどちらを選ぶんだ?」
ピ「ずっとAを縛り付けてきたかもしれない…好きな方に行きな。でもAはボクの方 に来てくれると思ってるから」
ヤキモチ焼いてしまった。
Aにきつい口調、きつい態度をとってしまった。
もう、彼氏としても、主人としても失格だろうな。
どうしてボクはいつもいつもこうなんだろう?
何かを手放しそうになってしまううんだ。
ピ「A、答えは…?」
勇「悪いけど、時間は今日までなんだ。Aに考えられる時間はない」
貴「もう答えは決まっています。私はどちらがいいかなんて本当は言いたくない。だって、どちら も好きだから。でもそれはあくまでお友達としての関係…でも本当に私は…」
勇・ピ「!!」
貴「私は今までお仕えし、そして共に将来を誓ったピコ様が好きです///」
ピ「A…今までたくさんの迷惑をかけてきた…こんなボクでいいのか?」
貴「はいっ!そんなピコ様だからこそ良いのです///それとも私じゃ…ダメ、ですか?」
ピ「いいや、ダメじゃないよ///これからも、ボクについてきてくれる…?」
貴「もちろんでございます」
勇「俺専用のメイドになる件、無理言って悪かった。本当はピコとAの関係にはうすうす気 づいていたんだ。これからは友達としていいか?」
貴「はい!」
ピ「勇馬、空気崩して悪いんだが…夕食は…?」
貴「もう、用意はできております。皆さんお待ちですよ」
―――おまけ(夕食)―――
カ「そうか、ピコはAと…青春だなぁ!」
メ「あら?私は気付いていたわよ?」
カ「ミキとの結婚式の日、是非とも招待してくれよ!」
メ「結婚相手をミキじゃなくAに変えるんですものね!」
ピ・貴「///」
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シフォン - ぴこおおお!!!とっても感動しました!!続編期待してます!!!!というかやってくださいおねがいします!! (2015年4月19日 12時) (レス) id: e57fc26825 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆりにゃん(`・∀・´)(プロフ) - 面白い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2014年10月21日 20時) (レス) id: 593a3d64a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡音アレン | 作成日時:2014年8月15日 12時