22…久し振り ページ22
貴「ピコ様、勇馬様、お茶でございます」
ピ「ああ。丁度ほしかったところだよ。ありがと」
勇「すごいいい匂いだね。これ、Aが淹れたの?」
貴「はい」
ピ「Aはね、すっごい料理がうまいんだよ。ボクの魚嫌い直ったし」
勇「マジで!?10年以上の魚嫌いが、な、直った…」
ピ「今度食べてみなよ、Aの魚料理。家のシェフより腕がいいからさ」
勇「それより、皆でお茶を飲むのなんて久しぶりだよね」
ピ「ああ、そうだな」
勇「一つ…聞いていいか?」
ピ「いいけど?」
勇「さっきの謁見、お父様とお母様に向かってのあの言葉遣い…ヤバく礼儀正しくなったな…」
ピ「Aが教育してくれたおかげだよ」
勇「えっ、Aって勉強もできるの?」
貴「は、はい…少しですけれど」
い、いつの間に勇馬はAの事を名前呼びになったんだよ。
まあ、勇馬は女ったらしだし、ボクほどじゃないけど顔もいいしね。
つーかさ、ボクのAになれなれしすぎない?
ほら、困ってんじゃん。
これってさ、絶対に手ェ出すパターンだよな。
勇「A、もう一杯お茶、くれるかな?」
貴「はい、少々ぬるまってしまいましたので、まt」
勇「取り換えなくてもいいよ」
貴「分かりました」
ジャバァァッ
勇「うわぁっ」
貴「お茶がっ」
・・・
貴「本当に申し訳ございませんでした!今、拭きますから」
勇「謝らなくてもいいよ。それに、ほら、頭上げて」
貴「いいえ、とんでもございません」
勇「いいからいいから」
つるっ
ギュっ
貴「んっ…はっ!!」
勇「大丈夫、A?床、濡れちゃってるから気をつけてね」
貴「はい//すみませんでした」
勇「う、うん///」
ハッ!?何ここでキラキラオーラー出ちゃってんの!?
ま、まァな、あれは事故っちゃ事故だけどさ、勇馬、ボクの彼女に何してんの!?
A、何勇馬に抱かれてドキッみたいになっちゃってんの?
ボクは嫌がって勇馬は喜ぶわけ?
だったら二人でずっといちゃついてれば?
Aはボクよりも勇馬がいいんでしょ?
――――――――――――
ごめんなさい、Aさん、滑ってしまったの2回目ですよね。
この演出が好きってわけではないんですよ?
ですがなんかやってしまいます。
鏡音アレン
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シフォン - ぴこおおお!!!とっても感動しました!!続編期待してます!!!!というかやってくださいおねがいします!! (2015年4月19日 12時) (レス) id: e57fc26825 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆりにゃん(`・∀・´)(プロフ) - 面白い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2014年10月21日 20時) (レス) id: 593a3d64a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡音アレン | 作成日時:2014年8月15日 12時