検索窓
今日:23 hit、昨日:18 hit、合計:6,469 hit

21…謁見 ページ21

ピ「カイト王、メイコ女王、お久しぶりでございます。ご機嫌麗しい様で、何よりでございます」


カ「久しぶりだね、ピコ。そこまでかしこまらくなくてもいいよ」


メ「そうよそうよ。私達、昔からの知り合いじゃない」


カ「で、今日は何の用事で来たんだい?」


ピ「はい、実はあと一週間弱で私のいいなずけ、ミキと結婚します」


メ「そう、おめでとう…と言いたいところだけれど何か違うわね」


ピ「私のメイド、Aの右肩の傷をご覧ください」








俺のお父様とお母様。

たった一代でこれほどの大帝国を築き上げた。




今日、ピコとメイドのAが来た。

Aは初めてみる。

とても素敵な女性だなと思っていた。わずかに胸が高揚した。



何故だろう。とても不思議な気持ちになった。




この気持ちは…一体何なんだ?





――――





カ「こ、これは随分とひどい傷だね」


メ「何があったの?」


ピ「今から申し上げます話はすべて本当の事でございます。実はその傷、すべてミキがつけた物。

  ミキは私の事を非常に好いてくれています。

  ですが、Aが私のメイドになった時ミキは己の嫉妬心に惑わされ、私とミキの前では喋
  らないこと、笑わないこと。その約束としてナイフでAを切りつけたのです」


メ「また!?」


ピ「えっ…また?またと申されますと?」


メ「ピコ、貴方は知らないことかしら?あのね、ミキは家にもいいなずけがどうのって言って来て るのよ」


カ「まあ、断ったんだけどね」


メ「断るちょっと前、少しだけおためしでお付き合いしていたのよ。その時、勇馬専用のメイドに も同じ事があって。それでお断りしたわ」


ピ「そんな事があったんですね…。本心を申し上げます。その結婚を破棄できないかとこの国のお 力添えをお願いしたいのです」


カ「そうか…。力はいくらでもかしてあげたいところなんだけどね。あいにく今、その余裕がない んだ。正確にいえば今この国で、権力をもつ中で暇な人がいないんだよ」


ピ「無理は言いまs…」


勇「口をはさんで申し訳ありません。この私でしたら友人、ピコの力になる事ができます」


メ「勇馬、貴方には大事なお見合いがあるでしょう」


勇「その方には申し訳ありませんが、その日は断り、また新たな日程に変更します。幼馴染の人生 を左右する事です。どうか…」


カ「分かった。他にも世界トップの力を借すよ」

22…久し振り→←20話…紹介



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:歌手音ピコ , ボーカロイド , 鏡音アレン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シフォン - ぴこおおお!!!とっても感動しました!!続編期待してます!!!!というかやってくださいおねがいします!! (2015年4月19日 12時) (レス) id: e57fc26825 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆりにゃん(`・∀・´)(プロフ) - 面白い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2014年10月21日 20時) (レス) id: 593a3d64a9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鏡音アレン | 作成日時:2014年8月15日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。