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1…いつもの朝 ページ1

チュンチュン…




朝7時


またいつもの朝。


同じことを繰り返してるのに、何だろ。


一番最初に見るアイツの顔は何かとボクに異変をもたらす。


そろそろ…来るかな。




いや……




「早く来てくんないかな」







タッタッタッタッ…







来た。


廊下をかける小さな足音。


はじまる。


些細な出来事から始まる。


ちょっとした出来事…。









コンコン








貴「おはようございます、ピコ様!」



ピ「ん?何」



貴「お洋服を持ってまいりました、お着替えになって下さい!今日は…」



ピ「どうしたの、A?」



貴「も、申し訳ありません。今日はいいなずけのミキ様がいらっしゃいます」



ピ「げっ、マジかよ…。まいいや。A、支度を頼む。結構な装飾が必要だろう」



貴「装飾に関してはすべて整っております」


ピ「さすが、ボク専用のメイドだな」


貴「お褒めにあずかり光栄でございます、ピコ様」


ピ「支度したら出るから、部屋の前で待ってて」


貴「分かりました」





今日はちょっとだけおしゃれ、してみようかな。



たしかに、おとこのボクがおしゃれとかおかしいけどさ…。



気づいてほしいんだよ……。








ガチャッ






ピ「お待たせ。この服新品?」


貴「その通りです。よくお似合いですよ、ピコ様//あ、髪、とかしましたか?」


ピ「あ、ああ///それよりA、顔赤いよ?熱でもあるの?」


貴「いっ、いえ、大丈夫です!」


ピ「じゃ、朝ご飯食べ行こうか?」


貴「はい、そう致しましょう」









気づいてくれてんじゃん///



ボク達は小さいころからAとずっと一緒にいる。



もう親はいない。


とっくに他界した。



両親が最後に残したのはうざったい「いいなずけ」だった。



いいなずけのミキも小さいころからの知り合い。



けどボクはあいつが嫌いだ。








一人だと思ってたこの家の中で、束縛された家の中で唯一光をくれたのはAだった。


ずっとそうだった。


大きくなるにつれて、どんどん気持ちが変わっていって。


気がついたら遊びでも「好き」って言えなくなった。






ああ、どうしよう。


毎朝これじゃどうしようもないじゃん。









――――――――――


設定♪



ピコ・・・14歳


A・・・13歳




ピコはAさんの事が…!?






簡潔に説明しました!






鏡音アレン

2…食事中の出来事→



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設定タグ:歌手音ピコ , ボーカロイド , 鏡音アレン   
作品ジャンル:恋愛
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シフォン - ぴこおおお!!!とっても感動しました!!続編期待してます!!!!というかやってくださいおねがいします!! (2015年4月19日 12時) (レス) id: e57fc26825 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりゆりにゃん(`・∀・´)(プロフ) - 面白い!.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2014年10月21日 20時) (レス) id: 593a3d64a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鏡音アレン | 作成日時:2014年8月15日 12時

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