#11 貴方side ページ12
手を引かれ、夜道を進むこと数分。
辿り着いたそこは少し怪しげなバーだった。
貴「…He……?」
ウ『僕の友達のお店。大丈夫だよ、怖い人じゃないから。』
そう言いドアノブに手を掛ける。
カランカラン…
?『…いらっしゃ…ウーさん!!…と…
女の子!?』
ウ『こんばんは、イトリちゃん。』
イトリ、と呼ばれたその女性はニコニコとしながら私達を招き入れてくれた。
猫毛のショートカットに胸元の開いたワンピース。
歳は私より2つ3つ年上かな?
イ『それでそれで!!貴方名前は?』
貴「…柳瀬Aです。えっと…」
イ『アタシはイトリ。よろしくー♪』
随分と高いテンションに
正直こちらがついていけない。
そう思うと同時に一つ疑問が浮かんだ。
貴「あの…ウタさんの友達って事は、イトリさんも喰種なんですか?」
一瞬にして空気が凍りつく。
イ『…まぁ…ね…そうだよ。
ウーさんもサングラス外してるし、
知ってるだろうとは思ったけど…』
そう言われ、目を逸らされてしまった。
何かまずかっただろうか?
すると、それまで静かだったウタさんが
徐に口を開いた。
ウ『…そうだ、イトリちゃん、Aちゃんに
服貸してあげてくれない?
色々あったみたいで血飛んじゃってるし、
このままじゃちょっとアレだから。』
イ『あっ、なんだそんな事?
全然オッケーだよ!じゃあ、服探しておくから
その間にシャワー浴びてきなよ。貸すから!』
貴「えっ!?シャワー!?」
イ『ほらほら〜遠慮しないで!』
そうこうしているうちに脱衣所に案内…
じゃなくて連行されてしまった。
まぁ、悪い人じゃないかな…
そんな事を考えながら制服を脱ぐ私の対応力も
多分普通じゃ無いのだろう。
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久々に自分の過去を覗くと死にたくなるものですね…(以前のキチガイテンションが書き込まれておりあまりにも酷いので勝手ながら削除させて頂きますすみません…)
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仄留(プロフ) - わぁぁぁぁぁぁぁこんな駄作にわざわざお越しくださりありがとうございます!!!イトリさんの勘はですね…当たるかも知れませんし当たらないかも知れませんし…これからの展開は大分決まっているので、なるべく早く更新出来るよう善処します!!! (2016年6月6日 20時) (レス) id: d527d52063 (このIDを非表示/違反報告)
Kitchen(プロフ) - おすすめされて読んでみたらとても面白いです!イトリさんの含みが気になるっ…ウタさんが素敵なので夢主ちゃんとの絡みが今後も楽しみです、お待ちしていますね (2016年5月28日 17時) (レス) id: ec453351d6 (このIDを非表示/違反報告)
仄留(プロフ) - からくりエンブレムさん» わかって下さいますかぁぁぁぁぁ!!!イケメンですよね!!!更新頑張らねば!!! (2016年3月24日 19時) (レス) id: bee24c7ba2 (このIDを非表示/違反報告)
からくりエンブレム - ああぁぁぁぁ!ウタさんイケメンすぎる!もういや!wイケメンすぎて後光が見えるよ!!www (2016年2月22日 21時) (レス) id: ce01d3945f (このIDを非表示/違反報告)
仄留(プロフ) - こけたんさん» JAILやるためにPSVitaまで買ったのにあれは難しすぎます…万丈の再戦すら勝てない…なんたる屈辱(ひどい)私はしょっちゅうゲームオーバーになるのでよくウタさんに蔑まれますよwだがしかしそこがいい!!←魅力的ですよね〜 (2016年2月22日 14時) (レス) id: cb5ecd7c71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仄留 | 作成日時:2014年10月15日 0時