マネージャーは歌姫さまっ♪2 (ページ22)

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エピソード60 ページ22

『れ…いか…?』

お腹を押さえながらずっと笑っている麗華

麗)アハハハ…あ～ここまで上手く行くとはね～ww

上手く行く…?どういうこと…?

美)上手く行きましたね‼お姉さま♪

ギュッと麗華に抱き着く白鳥さん
お姉さまって…?

麗)あれ～?頭良いはずだよね～?
意味分かんないって顔に出てるよ?w

指を私に向けてまた笑い出す麗華

美)しょうがないから説明してあげましょうよ‼
お姉さま♪

麗)それもそうね

さっきまで笑っていた顔が真顔に変わる

麗)私はあんたがだいっきらいなのよ‼‼

鋭く睨んで大声で言う

麗)私はあんたと会うまで全部一番だった
なのに…中学に上がってあんたが現れてから
私はずっと2位だった

え…?

麗)私は今まで以上に努力した
でもあんたは涼しい顔でまた私の上に立った‼

それって…

『逆恨みじゃん…』

ぼそっと呟くと私の胸倉を掴んでまた睨む

麗)今まで頂点に居た奴が私の気持ち分かる訳ないじゃない‼
それにあんたは…私の…私の…

麗華の目から涙が零れ落ちる

え…?泣きたいのは私のほうだけど…

麗)私の許嫁までとった…‼
私はずっと彼が好きだったのに…
彼はあんたに一目惚れした‼
婚約はなくなったのよ…‼あんたのせいで‼

『…』

そんなこと言われても困るしな…

麗)だから私と美香でこの計画を実行したのよ

胸倉を離した

麗)美香は私の従弟で私と同じであんたを恨んでた

『え…?』

美)…あんたのせいで私も彼氏と別れたのよ…

麗)だから私たちはあんたにそんな恰好をさせて
ステージに立たせたのよ‼
それで水をかけた…それでも足りないけどね

『…で、でも私たち仲良くしてたじゃない…‼』

麗)演技に決まってるでしょ!?
あんたが私に抱き着いたりするたび吐き気がしたわ

その言葉を聞いてずっと溜めてた涙がでた

私はその場に居られなくなり荷物を持って
制服の入っているロッカーを開けた

『…うそ…』

制服はビリビリになっていた
もう制服と言うよりただの布になっていた

そんな姿を見てまた笑い出す二人

私は布となった制服をとって走り出した

そしてじぃやを呼んで私は家へ帰った

泣きじゃくる私を見てじぃやは何も言わず
ただ傍に居てくれた

そしてそれ以来私は外の光を浴びなくなった

更新サボってすみませんでした！！！
近頃凄く忙しくて更新できました(´;ω;｀)
亀更新ですがこれからも読んで下さいませ‼