マネージャーは歌姫さまっ♪2 (ページ18)

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エピソード56 ページ18

麗華の家につくと私たちの学校の制服を着た女の子が1人いた

この子確か同じ学年の子だったはず…

麗華はその子に遅くなってごめんと言って麗華の部屋へ向かった

『…ねぇ、麗華この子誰だっけ…?』

部屋についてソファーに座るなり小声で聞いた
でも私の声が聞こえていたらしく女の子方から名乗ってくれた

美)白鳥美香でぇす
よろしくねぇ♪

『あ、はいよろしくお願いします
私は清水Aです』

頭を下げて言うとキャハハと笑う声がした

美)貴女の名前を知らない人なんてウチの学校にいないよｗ

『そうなの…かな…?』

うぅ…この人何か苦手かも…

麗)自己紹介が終わったところで
先生から頼まれたことを説明するわよ?

そう言うと鞄からプリントをだした

麗)もう少しで私たちは高校生になるでしょ?
そこで入学式後の交流会で私たち新1年生が出し物をするの
でも私たち以外は今は大変な時期だから私たち3人で出し物をすることになったわ

『へー…』

そうそう私たちの学校は普通の学校と違って
テストの点数だけの順位ではなく
テストの点数、日頃の行いとか色々を合計した順位がでる

その順位が1～3位の人はそのまま高校へ行ける
でも他の人は筆記試験をして上位半分の人は高校へ
他の人は違う高校へ…って感じ

エスカレート式の学校でもそれは1～3位の人だけ
さすがエリート校って言われる程だな(他人事だな…)

麗)出し物はAが歌うってどう…?

『うん、いいy…!?何て!?』

麗)この前Aの歌を聴いてとても癒されたし
だから先輩方にも聴いてもらいたいなぁって思ったんだけど
駄目…かしら

首を少し傾けて聞いてくる

『うぅ…』

その聞き方ずるいよ…可愛いなぁ

美)まぢ!?そんなにうた上手いの
いいーじゃんそれで!!

身を乗りでして言ってくる白鳥さん

麗)私からもお願い

頭を下げて言ってくる麗華

いつもお世話になってるのに麗華のお願いを拒むのもな…
それに歌うのは私も好きだし…でもなぁ恥ずかしし…

悩んだ挙句私の出した答えは

『…わかったよ』

麗華は嬉しそうに笑う。それを見たら引き受けて良かったなぁと思った
でもこれが悲劇に変わるなんて私は思いもしなかった

白鳥美香のプロフィール

身長:155cm
金髪の巻き髪にパッチリ目のタレ目
可愛いけど言葉使いがお嬢様ぽくない(先生の前では別)
こんな感じです!!