マネージャーは歌姫さまっ♪2 (ページ17)

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エピソード55 ページ17

～帰り道～

『もう春だねぇ～桜がもう咲いてるよ?』

麗)…そりゃぁもう3月後半だもの
桜だって咲くわよ?

『だよねぇ～』

私たちは満開の桜を見ながら歩く

はぁ～もう高校生になるのか

そんな呑気なことを考えてたらいつの間にか目の前に
4人の男の人が立っていた

ガラの悪そうな人たち…
あっ、私今絶対嫌な顔してるな…

男1)おねぇさん♪
めっちゃ綺麗だねぇ～俺たちとあそぼ♪

4人の男の人に囲まれて私は小さく悲鳴をあげた
でも麗華は一切顔色を変えず立っている

男2)ちょっと無視しないでよ♪

一人の男が私の腕を掴む

『やっ…やめて…くださぃ』

どんどん声の音量が小さくなる

男3)あははっ♪顔真っ青だよ～?
か～わいいっ

また男が私に近づいてきた時だった

麗)いい加減にしてくださる?

男全員)は?

今まで黙っていた麗華が喋り男の人たちがきょとんとする

麗)貴方たちみたいな下品で教育も無い人たちが
私たちにデートのお誘い?
笑えないわよ?そのジョーク

真顔のまま淡々と言葉を話す

一瞬間があったあと男たちは怒り出した

男4)ちょっと可愛いからって調子のんなよ
ゴラァ!!

麗)調子になんか乗ってないわよ?
ただ真実を述べただけ

男1)テメェ…!!

男が麗華に殴り掛かろうとした

『麗華!!』

ギュッと目を瞑った。そしてドサッと倒れる音がする

まさか…麗華が…?

ゆっくり目を開けると倒れていたのは男の方だった

麗)私たちの学校の校則にはね
危険になったらスタンガンを使っても良いってなってるんです
スタンガンにあたりたいと言う物好きが居るのなら
どうぞこちらに来てください
…嫌ならとっとと消えろ

ゾクッとした。私だけではないと思う
男たちは転がるように逃げて行った

麗)大丈夫?A?

心配そうに私の顔をのぞく

『私は全然平気だよ…?麗華は大丈夫?』

麗)私も平気よ、そうだこの後時間ある?

『うん、あるよ?』

麗)なら私の家に寄って行って
学校で頼まれたことがあってその説明をしたいから

微笑んで言う

私は元気よくうん!!と返事した

ここを作りながら思ったこと
この話必要だったかなぁ…普通に麗華の家に行かせれば良かったかなぁ
と作りながら思いましたw
まぁ、麗華がイケメンということが分かってもらえれば幸いです!
美人で性格イケメンとか…現実にいたら一発叩きたい…
そんなことを思う作者でした、めでたし、めでたし。