四話 続きです。 ページ7
? 「ねぇ、何話してるの?アタシもまぜてよ。」
急に誰か話しかけてきた。赤いくるくる髪のお姉さんっぽいひと。おしゃれだな。
音也 「あ、友千香!どうしたの?」
? 「あのねぇこのクラス女子ここの三人だけなのよ?……というか、一学年クラス1つだからこの学校に三人だけ、か。」
春歌/日和 「ええ!」
翔 「え、今かよ。」
? 「そ。だから先に同じ女子と仲良くなりたくてね。アタシ、渋谷友千香。よろしくぅ♪」
春歌 「七海春歌です!」
日和 「鈴原日和です!」
友千香 「春歌に日和ね。OK!」
凄い。入学初日にこんなに友達が出来るなんて。奇跡だよ!
? 「ねえ、うるさいんだけど。HRはじまるよ?早く座ったら?」
しばらくしゃべってたら注意された。
ってあれ?あの人は……
? 「ちょっと、聞いてる?うるさいんだけど。」
友千香 「……へーいへい。優等生さんは真面目だねー。春歌、日和、座ろ。」
春歌 「う、うん。」
音也 「ごめんね、俺が話しかけたから……」
日和 「ぜんぜん。みんな時計見てなかったんだし、誰も悪くないよ。」
音也 「っ……////」
みんなが席につくと、教室のドアが開いて先生が入ってきた。
可愛い先生だなー。ピンクのくるくるロングヘアに、服もお洒落!
? 「ハーイ注目!アタシか一年生の担任、とぉっても乙女な月宮林檎よん♪よろしくね⭐」
あれ、声が……可愛いけど少し低い?
モブ 「ハーイ!先生のスリーサイズはなんてすか?」
林檎先生 「聞いちゃう?……アタシ、男の娘なんたけどね。ふふ♪」
シーーーーーン
音也 「りんちゃん、男に見えない!凄いね!」
林檎先生 「あらありがと♪えーと、君は……オトくんね。」
ナイス、音也くん。雰囲気が盛り返した。
林檎先生 「じゃあ早速、自己紹介しちゃおうか。うーん、あ、じゃあ女の子から。皆知ってると思うけど、今年から早乙女高校は共学、だからこのクラスには女の子がいるわ。といっても三人だけなんたけど。」
それ、言っていいんですか?先生。
他の男子の目線が怖いっす。
林檎先生 「それじゃ、はじめましょっ!」
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小春日和 | 作成日時:2017年9月19日 20時