セント・早乙女警備隊！？ (ページ50)

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四十話　勝負ページ50

その日の放課後、グラウンドにて

翔「……逃げずに来たな。」
音也「当然。」

何がなんだかわからない。なんで音也と翔ちゃんが勝負しなきゃならないの？

翔「俺たちの共通点といえばこれだろ？」

翔ちゃんはサッカーボールを音也の方に見せた

音也「そうだね。」
部長「勝負は一対一。５分だ。その間にどれだけ点を入れられたかで勝敗を決める。審判は俺とりゅーや先生を含めサッカー部３年がするぞ。」
翔「お願いします。」
音也「先輩、すいません。よろしくお願いします！」

笛の音と共にゲームスタート。
翔ちゃんボールからのスタートみたい。
翔ちゃんは小柄な体格を活かしてどんどんゴールに向かっていく。
音也はそのスピードに驚いたけど、そのあとすぐに追いかける。
お互い声を掛け合うことなくただ黙々と試合は進んでいく。
どちらもなんだか不自然なくらい真面目な顔で。

３分が過ぎた
音也三点
翔五点

翔ちゃんが優勢。音也が負けちゃうって思ったとき、ふと、声が出ていた。

日和「音也！頑張って！！！」

その声を聞いてか、音也はこらをチラッと見てにっと笑った。
そして、翔ちゃんの方にまた、向かっていった。

そしてーーーー

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すいません。続編に続きます。