セント・早乙女警備隊！？ (ページ31)

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二十三話　どうして君はページ31

夏休みも近づいてきた七月のある日

先輩1 「ねぇ君一年生でしょ？」
先輩2 「まだ学校慣れてないだろうし案内してあげるよ♪」
日和「結構です。」
先輩2 「そんなこと言わないで、ね？」
先輩1 「俺たち、結構穴場なところとか知ってるだよ？」
日和「お断りします。」
先輩1 「……ﾁｯ、なんだよ……こっちが下手に出てやっていれば……」

いやちょっとまていつ下手に出ていた(笑)

先輩2 「いいから来いよ。」
腕を捕まれた。いたいんだけど。
日和「……離してください。痛いし。」
先輩2 「は！？なんだその態度……先輩に向かってそんなこと言っていいのかよ。しょうがねーな……」
担がれました……どこにいくんだよ
日和「下ろしてください。」
？「何してるの？」
先輩2 「あ？お前１年か。かんけーねーだろ。」
？「関係あるよ。だってボクたちは警備隊のメンバーだからね。」

この声は……藍くん？
藍「日和をはなしてって言ってるの。」
先輩1 「警備隊だかなんたか知らねーけどひっこんでろ。」
先輩2 「それともなんだ？痛い目見てえのか？」
藍「できるならね。」

先輩は私を下ろして２対１の乱闘が始まった。
藍くんが不利なきがした。

先輩1 「おしっ！捕まえた……」
藍「っ……」
先輩2 「よーしそのまま押さえてろよ～」
危ない！
そう思ったとたん、体が動いていた。先輩にタックルをかましてしまった。
先輩2 「！？うおっ！！」
そのまま前に倒れたと思ったら地面に顔面強打して、動かなくなった。ヤバイ……どうしよう……。
先輩1 「お、おい……ぐはっ」ﾊﾞﾀﾝ
もう一人の先輩の声が聞こえた。見ると藍くんが上に向かって頭突きをかましていた。

藍「君、バカなの？一人で行動しないでってあれほど言ったのに。」
日和「……ご、ごめんなさい……」
藍「しかも敵うわけがない相手にあの態度……」
日和「う……」
藍「みんな心配してる。戻るよ。」

藍くんは手を差しのべてきた。迷わずその手をとる。

日和「うん！」
藍「君ってひとは……」

藍side
みんなが心配してる。
日和がトイレに行って２０分。
いくらなんでも遅すぎる。
オトヤが飛び出していきそうだったからそれを制してボクが向かった。
トイレにはいないだろうからトイレの近くで影になりそうなところとか……いた。
やっぱり絡まれてる。

その場はなんとかなったけど、日和は無謀すぎ。ほんと日和は……