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十一話 喧嘩 ページ17
音也side
校長がいなくなってから、みんな文句を言い出した。
高校生なのに恋愛なしって、結構辛いと思う。俺だって初恋もまだだし、夢はあるけど、だからこそ、クラスメイトとのキラキラした恋愛をしてみたい。一度きりの人生だもん。みんなそうだよね。
翔とも、そんなはなしをしてた。
藍 「君達、ばかじゃないの?恋愛なんて、学生生活に不必要でしょ?」
俺たちはその言葉に凍りついた。
翔 「おい、藍!そんなことないだろ!高校に入ったら彼女作って楽しい生活送りたいってみんな思ってここに来たんだぜ?」
藍 「じゃあ他の共学に行けばいいんじゃない?」
喧嘩になりそう、どうしよう。
日和 「あの、そこまで言わなくてもいいと思う……よ?みんな困ってるし、そろそろ喧嘩、止めない?」
日和の言葉に、二人は喧嘩を止めた。
藍side
あの子は……クラスメイトの鈴原日和か。ただの言い合いにこんな風に止めにはいるなんて、バカみたい。場合によっては怪我しかねないのに。
ちょっとだけ興味深いな。観察してみるか。
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作者名:小春日和 | 作成日時:2017年9月19日 20時