八話 ユニークなセンパイ ページ14
日和side
茶髪のテンション高いひとと、目付きの悪い、グレーのツンツンヘアのひとが来た。
音也 「わわっ れーちゃん!蘭丸先輩!」
? 「おとやんと翔たん、今帰り?っておやおや?かっわいい女の子がいるなぁ。」
日和 「あ、どうも。先輩ですか?」
? 「そうそう!三年の、寿嶺二だよっ、よろしくマッチョッチョ⭐そして、こっちのちよーっと怖いのが……」
? 「怖いは余計だ。黒崎蘭丸。二年」
翔 「俺たちの中学校からの先輩なんだ。」
ふむ、幼なじみ?なのかな?
嶺二 「ところで君の名前は?」
日和 「あ、そうでした。鈴原日和です!」
嶺二 「日和ちゃんか、可愛い名前だね!お姫様みたい!」
それはない。絶対。
蘭丸 「よろしくな。鈴原。」
日和 「はいっ!よろしくです♪」
嶺二 「ははは、そんなに固くならなくていいよ〜!タメ口で全然OKだから。あと、れーちゃんってよんで!」
日和 「へ?れ、れーちゃん?」
嶺二 「そうそう!良くできました!」
わしゃわしゃと頭を撫でられた……髪がぐしゃぐしゃになる。
蘭丸 「おい嶺二、さっさと行くぞ。お前んちの唐揚げ食わせる約束だろ。」
嶺二 「はいはーい!ホント、らんらんはそういう約束は覚えてるよね〜。じゃーね!後輩たちよ!」
行っちゃった。
日和 「ユニークなセンパイだね。」
音也 「面白いでしょ?」
翔 「でも、たまにさーあの二人、学年逆じゃね?って思うときあるんだよな(笑)」
音也 「確かに!」
そんな感じでそれぞれ帰りましたとさ。
明日は1日新入生を迎える会だっけ?
楽しみだな。
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作者名:小春日和 | 作成日時:2017年9月19日 20時