4話 ページ5
カーテンの隙間から差してきた太陽の光に誘われるように、私は目を覚ました。
時計は9時を指していた。
ぼやける視界でリビングに行く。
テーブルの上には、彼方が書いた離婚届と置手紙があった。
やっぱり彼方が不倫してたのは夢なんかじゃないと思えて、胸が苦しくなった。
私も直ぐに離婚届に記入する。
印鑑を押す手が震える。
もうこれで、終わりなんだ…
彼方との生活が何もかも…
最後に大きな喧嘩が無くてよかった…なんて、苦し紛れに良いことを考えようとする。
やっとのことで、記入をし終わって市役所へと向かう。
向かう途中、何人かとすれ違った。
すれ違う人皆、私のお腹を見てるんじゃないかと想像した。
お腹の子を作ったくせに、離婚しようとしてる罪深い人だと。
そう考えたら止まらなくなって、まだ膨らみ始めていないお腹を隠すように歩いた。
市役所について、役所の人に届を出した。
案外簡単に離婚の手続きが終わって、することもないから家に帰ることにする。
帰る時も人の視線が気になって、お腹を隠しながら、歩いた。
でも、そんなことをしている自分が滑稽に思えた。
後5分で家に着くころだ。
そんなことを思ってたら、
「A…？」
久しぶりに彼に会った。
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夜雨(プロフ) - 雪兎-ﾕｷﾄ-さん» ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2018年4月22日 22時) (
レス) id: 4d780d78b6 (このIDを非表示/違反報告)
星野 詩-Hoshino uta-(プロフ) - ありがとうございます！！とても励みになります！！！頑張って更新しますね！！ (2018年4月22日 21時) (レス) id: 6edc7bc65b (このIDを非表示/違反報告)
雪兎-ﾕｷﾄ-(プロフ) - すごく、面白いです！！そらるさんとEveくん、大好きなので嬉しいです！続き、楽しみにしてます！応援してます！！ (2018年4月22日 21時) (レス) id: 36f788bb6c (このIDを非表示/違反報告)
星野 詩-Hoshino uta-(プロフ) - ちょこばななさん» コメントありがとうございます！！ (2018年4月3日 14時) (レス) id: 6edc7bc65b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばなな - わわっ！わざわざ返信して頂いてありがとうございます！！♪ (2018年4月3日 9時) (レス) id: 440ae50f7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼依×夜雨 x他1人 | 作成日時：2018年4月1日 15時
