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二人のオピニオン ページ39

電車を乗り継ぎ、駅から全速力でちゃんくろの家へと向かう。汗で下着が背中にへばりつくがそんなことを気にしている場合ではない。


「っはぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」


息切れしながらも、やっと彼女の家に着いた。インターホンを連打し、家の中で涼んでいるであろう彼女たちを呼ぶ。


「ありゃ、A」

「どうしたの…。──あ、もしかしてそのメガネ使い終わった?」

「ちゃ、ちゃんくろ」

「ど、どったの」

「いえ、あがって、も、……いい、すか」

「あっごめん!どうぞ上がってや!」


もう私の体力はない。ヘトヘトになりながらここへ来たのだ。





★☆★☆★




足がもつれながらも、リビングへと到着する。ふぁっきゅんが「大丈夫?」と声をかけてくれたので抱きついた。

「汗かきすぎでしょ。後でシーブ〇ーズしてよね」と言ったのは聞かなかったことにしよう、そうしよう。


「でー?アイツらの心の声とやらはどうだったのよ」

「…とりあえず、嫌われてないっていうのが分かって安心したかな」


ちゃんくろから出された麦茶を一口で飲み干す。サハラ砂漠のように乾いていた私の喉は一瞬で潤った。


「…分かった?あの人達が普段どれだけAのことを思ってるか」

「骨の髄まで染みました」

「どういう風に思っとったん?」

「大体は、その……好きとか、可愛いとか……」


………あ、これ自分で言うと恥ずいやつじゃん。しかし、ふぁっきゅんとちゃんくろはそんな事も気にせずただ黙って私の話に相槌を打つだけ。

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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2020年10月30日 0時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのピッツァ! - 続き待ってます。 (2019年8月25日 22時) (レス) id: a8039a2522 (このIDを非表示/違反報告)
コワ - 最後の人は一体?続き待ってます! (2019年8月22日 18時) (レス) id: 8a42ca314a (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 第1幕(?)完結お疲れ様でした〜〜!そしてリクエストに答えて頂きましてありがとうございます◎ あんな感じの志麻センのノリ好きなのでニヤニヤしながら拝見させて頂きました!(笑) 次作の方もお待ちしております! (2019年8月20日 15時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
○○専用ATM - 面白かったです!低音イケボ組は何となく下ネタ言うのわかったんですけどまさか最後の最後でそれを越える測定不可能+高音系ヤンデレ(?)が来るとは…wただ個人的に作者様の作品が自分の作品を広めるために使われてるようで不快ですね…あくまで私が思ってることですが (2019年8月18日 23時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Shiro兎 | 作成日時:2019年8月6日 23時

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