天使の歌声は歌姫少女【カゲプロ】 (ページ14)

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第12章　スミレの過去編3 ページ14

スミレ「うぁ？」

私は、倒れてた。

スミレ「ココドコ？あ、川」

川を見ると、綺麗な母譲りの水色の髪が写されて、洋服は、そのままで_____

真っ赤な色の両目______！？

スミレ「はっ！？」

バッと振り返りった

すると……

『やだぁ…あの子、目が赤い』

『不気味…あぁ、ここらへんに孤児院が…早く電話して、連れて行きましょう』

『わぁ……不気味、近寄りたくない』

『お母さぁん！ひっく…あの子こわいよぉ……ひっく』

沢山の声……そして、また川を見ると……

無表情の私が、しかも透けてる…！？

スミレ「嫌だ……」

私はそのまま、ここで暮らした。

何度も何度も、石を投げられたり、殴られたりしたけど……

スミレ「私は生きてる…？」

私は、目が赤くなったまま、笑って、立ってる______

スミレ「私、生きてる意味わかんない…！」

それから、泣いて、泣いて、ただ、走った

スミレ「はぁっはぁ…」

すっとたちどまり、私の身体を見た。私の身体はボロボロだった。

？「ねぇ、君。」

いく場所もなく、ぼうっ立ってると、赤いマフラーの少女が話し掛けてきた

スミレ「！？来るなッ！」

少女「え！？でも怪我してるよ？血も大量に出てるし…出血で死んじゃうよ？」

スミレ「煩いな！寄るなっ！私なねっ首さえきられなければ死なないさ！不死身って言うんだろ！？」

そう。私は一回カッターで手首を切った事がある。だが、何もかわらない。

首をしめたって変わらない。

スミレ「私は死んでるんだよ…幽霊だよ。」

少女「え？ちゃんと生きてるよ？ちゃんと。ほら、ちゃんと身体がいるじゃない？」

手をぎゅっと握った。

少女はニコッと笑った

スミレ「ふぇっ……有難う…」

私は、赤いマフラーの少女みたいな人がいてほしかったんだ。

少女「ねぇ！名前、なんていうの」

スミレ「…スミレ」

アヤノ「スミレちゃんね！私はアヤノ」

スミレ「…アヤノ？」

アヤノ「そう！アヤノ。よろしくね！」

そのまま、楽しい時間は流れていった。

その後、事件が起きた。