天使の歌声は歌姫少女【カゲプロ】 (ページ13)

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第11章　スミレの過去編2 ページ13

一週間たった。

スミレ「……う"！？ガハッア"ア"ァ」

私の体は冷たくなり、足は震え、たてなくなり、倒れて、いきなり息が出来なくなった。

あぁ。嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

死にたくないっ！死にたくなんか…ないよ！！

スミレ「ごめんなさい…」

私は最後の最後で手を伸ばした……
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スミレ「う？あれ？ココドコ？」

真っ暗の部屋……

スミレ「とうとう死んだ_______！？」

でも…手はある……顔も…あ、声も出せる！！

？「小娘、お前、人生やり直したいか？」

と、突然声が聞こえた。

私は無意識に答えた。

スミレ「______やり直したいとか聞かれたらやり直したいってのは嘘。でも、あの家に戻りたくない！」

？「ふん。小娘、そのまま“生きたい”んだな？」

スミレ「うん。そして、私を、裏切らない。最高の仲間が居たらなって_____でも、あの親、何処にいても、つれ戻すよね？だから、力が欲しいの。あ、でも、歌で何とかなるってのは獲得した。歌で傷を治す…とか、そうゆうの、でも、歌はもう______」

？「ほう。熱意は伝わった。歌で力を使わない、能力をやろう」

スミレ「え……？」

ザァァアアと風が吹き付ける。

とたんに、目がじん…と熱くなる。

？「あぁ。もうすぐ時間だ。小娘、また何処かで出会おう。」

とたんに、光がさした。

黒髪の、見たことない洋服で、髪に赤いリボンのつけた、ちょと小さい少女はいた。

そのまま、眠気に襲われ、寝てしまった。