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第10章 スミレの過去編 ページ12

〜スミレサイド〜

スミレ「うぅ。あぁ……駄目…私を見ないで!!」

私は今、目が熱い…

きっと、彼奴と過去へと行っちゃう!

スミレ「もうっ駄目ッ!」

私は過去へと引きずりこまれた。

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「ねぇねぇスミレちゃん、可愛いでしょ?」

可愛い花を手に持ち、自慢げに話す、フゥラァン・ミティーンがきた。

どいつも、こいつも、あれなんだろ?

『お父様とお母様が、ティファティー・スミレと仲良くしなさいって言われた』でしょう?

スミレ「……別に、可愛いとか思わないわ。」

プイッとそっぽ向き、ストンッとベンチから降りて、薔薇園へあるていった

ミティーン「何よ…彼奴」

そのまま、ミティーンは家に帰った。

母「スミレ!出てきなさい!!」

無駄にデカイ声の______私の母、ティファティー・ミトルが現れた。

スミレ「何?」

パシィィィイイイン

私は頬を叩かれた。そして蹴られ、殴られた。

母「スミレ!お前は、ティファティー家を台無しにするのか!?」

スミレ「なら、一般人が良かったわ!私なんて、知らないけど、神の歌声だって言われて、1000年に一度に生まれる歌姫になっちゃってさ、世界を旅しては歌って、歌って、歌って、何なの!?私は歌うだけの、人形!?そんなのごめんだわ!!」

母「はぁ?お前誰のおかげで生きていけると思ってるの?あああぁぁあ!!凄い腹立つ!おい!マミラ!」

マミラ「はい。」

母「コイツ、スミレを部屋に閉じ込めろ」

マミラ「了解いたしました。」

スミレ「はぁ!?何よ!それ!う…」

私はバダッと倒れた。






スミレ「はっ!」

起きたら……ここ、私の部屋じゃない…

スミレ「ねぇっ!出してよっ!」

ドンドンとドアを叩くも、反応しない

スミレ「いやだぁ…何でよぉ…ひっく……」

私はそのまま、泣きまくった。

第11章 スミレの過去編2→←第9章


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エクレア♪(プロフ) - これって学パロ? (2015年2月7日 23時) (レス) id: ca912fb623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花奈 | 作成日時:2013年7月9日 16時

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