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けれど、きっと先程話したことが『人から教わること』ということなんだろう。物の知識ではなく、生き様、思考、価値観、などその人の考えに感化され、自分の意識も改まることを『人から教わること』と、ジャレッドおじさまは差したのだろう。そう考えた。
これからも、人と関わっていけば何か見え方が変わるだろうか。考えが変わるだろうか。わからないけれど、これからの未来、少しずつ自分の意識が変わっていくのだろう、と確信した。
「くろちゃん、お菓子は食べないのかい?」
ジャレッドおじさまの声で我に返る。
「食べるよ!」
そう無邪気に笑うと、お菓子に手を伸ばした。今日もまた、なにかが変わったのだろう。もうすぐ暑い夏がやってくる。なにか楽しいことが起きないか考えながら、ジャレッドおじさまと一緒に夕方まで過ごした。
*
十六夜 月姫さん宅のジャレッド・フロウさんをお借りしております。
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円藤 マメ(プロフ) - 菜の葉さん» ありがとうございます:) 褒められて照れる。リンク記載の件把握しました、よろしくお願いします!。 (2019年7月19日 19時) (レス) id: 3241387696 (このIDを非表示/違反報告)
菜の葉(プロフ) - 文才がヤバいですッ! クロちゃんの想いとか感情とか、すごい伝わってきます…! こちらの作品を、『リンク集』のところに載せさせていただきますね! (2019年7月19日 18時) (レス) id: 8971b2ec5c (このIDを非表示/違反報告)
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