大家族の長女はアイドルのマネージャー[うたプリ×ブラコン]

story*34 ページ35

次はトキヤ君と音也君の部屋だね。



ノックをすると元気よく出てきたのは寿嶺二。

…本当、元気で羨ましいなぁとか歳のわりに若いなって思う。



嶺 ｢今失礼な事考えてたでしょ？
年増アイドルだって頑張ってるのに〜
嶺ちゃん悲しー！｣



｢……音也君、トキヤ君少し良いかな、食事の事。｣



二人が部屋の中から出てくる。
この部屋は生活する上では平和そうかな。



音 ｢Aさんが作るの〜？
マネージャーの仕事もあるのに大変じゃない？｣


｢みんな優しいね。
私なら大丈夫だよ、料理好きだし、大量に作るのも慣れているから。｣



音 ｢そっか、俺楽しみだな！
手伝いが必要なときはいつでも言ってよ｣



ﾄｷﾔ ｢私の分もよろしくお願いします...｣




何か納得していないのか、歯切れの悪いトキヤ君。
まぁ3年ぶりだしね..




｢トキヤ君、夕飯のあと話があるので時間を作って貰えませんか？｣



ﾄｷﾔ ｢あ、はい。分かりました。｣



軽く微笑みながら部屋を後にした。



仕事の話ではないけど久しぶりの再会だし、
聞きたいこともあるだろう。



答えられる範囲で答えよう。
そうすれば多少は納得してくれるはずだ。






部屋に戻る途中、昨日の男の子がいたバルコニーを覗くも今日はいない。


あの子、セシル君は何者だったんだろう。



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