君と見る花火は *莉犬 byAlice ページ16
『ねぇ、莉犬くん…今週にある花火大会一緒にどうかな…?』
勇気を振り絞って、私の初恋相手を誘った
内心、緊張した
手も手汗でベタベタしながらだけども
そんな彼は私を見つめた後、ニコリと笑い
『いいよ、Aとなら』
快く、返事してくれた
そして、今私は、莉犬くんと一緒に花火大会に来ている
『…お…おーい…A大丈夫…?さっきから呆然としていたけども…』
「…へ、わ!!」
急に話しかけられたので、ビックリして顔を上げると目の前には、大好きな顔があった
『ちょ…大丈夫…?』
「ご、ごめん!考え事してた!」
『なーんだ笑、ビックリしたじゃん。急に顔を上げるから』
「ほ、本当にごめんね!」
『大丈夫。それより折角、祭り来たことだからどっか屋台、回ろ?』
「へ…う、うん!」
うわぁ…!やっぱり、莉犬くんと2人きりだと緊張しちゃって、変な反応しかしてない…泣
で、でも、落ち着け、私!こんな機会、滅多にないんだから!
『ほら、行こ?』
莉犬くんは、私にそう話し掛けると手を差し出した
「へ…?」
驚いて、口を開けていると
『もう…!ほ、ほら!迷子になると困るでしょ!』
真っ赤な顔をして、そう言いながら、手を差し出した
「わ、分かった!」
嬉しい。
大好きな人と手を繋げて
夢にも思わなかったことが1つ叶った…かな
『ほら、行こ!』
莉犬くんと私は、手を繋ぐと歩き出して、沢山の屋台に回り始めた
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ねね@寧葉(プロフ) - ことみさん» 楽しみにしとく(^^) (2019年9月2日 1時) (レス) id: 3fbee8ad13 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - ねね@寧葉さん» やってやろうじゃねぇかぁ!(`・∀・´)← (2019年9月2日 1時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
ねね@寧葉(プロフ) - ことみさん» なにがいいかは、企画会とか学園に投げといて (2019年9月2日 0時) (レス) id: 3fbee8ad13 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ(プロフ) - ねね@寧葉さん» おっええなぁ (2019年9月2日 0時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
ねね@寧葉(プロフ) - ことみさん» 完結見えないやつばっかなんだよ()だから今回は、短編集にするつもり (2019年9月2日 0時) (レス) id: 3fbee8ad13 (このIDを非表示/違反報告)
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