☆ ページ3
私達は3階に上がって色々な文化部を見た
読書部、吹奏楽部、美術部、パソコン部…
『ん〜…どれがいいかな……』
ゆき「本当に色々あるね、でもやっぱり人数が少ないね…」
『うん…やっぱ運動部かぁ…』
そんな感じでゆきと話していると…
「〜♪」
廊下に素敵な歌声が響いてきた
この廊下には私とゆきしか居なかったから…
ゆき「え!?何この綺麗な声!!」
『凄い!!しかも…これって…ボカロ曲だよね!?』
歌が大好きな私とゆきはキャアキャア騒いでいた
ゆき「見に行こっ!音楽室からだから!!」
『うん!!』
そういって、音楽室に向かった
________ガラッ
「『失礼します』」
声を合わせて音楽室に足を踏み入れる
そこには白い髪の人が歌っていた…
目をつぶって、真剣に歌ってる…
あまりにも綺麗な声に動けないでいると…
「ふぅ…」
そんな声と同時に歌が終わった…
ゆき「うわぁ…凄いね……」
『う…うん……』
そんな気の抜けた会話をしていたら
「ありがとうございます」
そんな声が聞こえた
前を見ると、白い髪の人がこっちを見ていた
「この部に入部希望ですか?」
女の子も負けそうなくらいの可愛い声
ゆき「私は違いますけど…この子が…」
そういって私の背中を押してきたゆき
『ちょっと!まだ決めてないよ!』
ゆき「でも…ここが第一希望になったでしょ?」
『うっ…やっぱりお見通しだな…』
ゆき「親友ですから♪」
「ぷ…あははは!」
何気ない会話をしてたら、先輩がいつの間にか笑っていた
「『 え……?』」
「あはは!君たち仲がいいね!」
お腹を抱えて、笑いすぎて目に浮かんだ涙を拭う先輩
『そんなに面白かったですか?』
「ごめん!ごめん!つい微笑ましくて!」
明るい笑顔で答える先輩は凄く可愛く見えた
その時…
________ガラッ
ドアが開く音と一緒に入って来たのは
3人の男の人だった…
「まふ…お前、廊下まで笑い声聞こえてたぞ…」
「え!?そうなんですか!?」
青い髪の人に注意され、驚く先輩
まふって言うんだ…
「まふくん!まふくん!この子達は?」
「新入生の子だよ♪」
「まさか…無理矢理連れてきたとか…」
「そんなことないもん!ひどいよ!うらたん!」
「まふだからな…そう見えるんだよ…」
「そらるさんもひどい!!」
4人が集まり、騒ぐ先輩達…
その姿は、まるで子供のようだった…
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ラッキースター(プロフ) - 心愛さん» ありがと!!頑張るから、待っててね! (2018年12月14日 17時) (レス) id: 3c46fee239 (このIDを非表示/違反報告)
ラッキースター(プロフ) - 露木さん» 本当にナイスだなぁ…こんな親友ほしいよねぇ…(´・ω・`) (2018年12月14日 17時) (レス) id: 3c46fee239 (このIDを非表示/違反報告)
ラッキースター(プロフ) - モモ缶。さん» 続くよ〜♪待っててね〜♪ (2018年12月14日 17時) (レス) id: 3c46fee239 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます! (2018年12月11日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
露木 - 親友ちゃんナイス! (2018年12月10日 23時) (レス) id: 0afcbfa6c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラッキースター | 作成日時:2018年1月12日 23時