喧しい【呪術廻戦】【男主】

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それから俺達は｢お店に長居するのも悪いから｣と、カフェを出て俺の家に来ていた
最近は親父の出張が続いていたため、家に俺以外の誰かが居るのは久しぶりだ


五条｢んーそっかぁ、でも行きたい高校を邪魔するのも…んー｣

『あ、そうだ。俺何で悟兄さんが俺の高校について知りたいのかよく分かんないんで、説明が欲しいです。内容によっては志望校の変更も検討しますよ。
あ、飲み物は＿＿
五条｢本当？！｣
『……はい』


＿＿俺が飲み物は何が良いかを聞こうとしたら、悟兄さんに思いっきり被せられた
少しムカついたから賞味期限が今日までのお茶を出した

あ、勿論賞味期限はまだ切れてないよ？あと2時間後に切れちゃうけど＿＿


五条｢んー、全部話すと長くなるから重要な所だけ言うね？＿あ、お茶ありがとう

＿＿実は、Aに来て欲しい高校は僕がさっき見せた異形(呪霊)を祓うことをメインにした専門校なんだ｣

『…あれって祓えるもんなんですね。初めて知りました』


あのよく分かんない異形の化け物は呪霊って言うのか…種類的にはお化けと一緒なんだろうか、“祓う”と言っていたが＿＿

＿＿そう言えば、ウギの四肢に居た異形は何処に行ったんだ？＿＿

俺が悟兄さんの言葉に頭を回していると“心底驚いている”といった表情をしている悟兄さんが目に入り、現実に戻された


五条｢…まじ？｣

『マジです。』




五条｢んー？術式はあるんだけどなぁ…それも結構強力やなやつ(ﾎﾞｿｯ)｣


？また何かボソッと何か言ったか…？
まあ今はそれよりも＿＿

『じゅうしきって何すか？』

五条｢じゅうしきじゃなくて“術式”ね｣

『じゅつしき…
会話の流れ的に、その“術式”ってやつで呪霊を倒す感じですけど…』

五条｢んー、半分当たり半分外れってとこかな。まあ別に間違いでは無いよ？只、呪霊の倒し方は術式以外にもあるってだけ｣

『なるほど』

五条｢簡単に言うと、呪力ってのは＿＿
『俺、悟兄さんの言う高校行きます。結構気になることが多いので』
｢＿え、マジで？本当に？｣

『まあ、はい。ここで嘘ついても俺に得無いですし』


＿＿正直、ここまで面白そうな高校は初めて聞いたし、俺自身想像すらもしなかった。

俺が知っている面白い高校と言えば、校舎に蜂の巣が3個ある所や、全ての授業をグループで受ける自習なんて言葉が存在しないような学校＿＿

今思い出せるのはこの2つだけだ。





＿＿＿
文字数の都合上次へ跨ぎます。

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