_3 ページ23
〜五条side〜
___
ねぇ、一寸__
__この子ピュア過ぎない?
___
9割お巫山戯のつもりで“悟兄さん”と呼ばせてみたら予想以上の破壊力に僕は目を見開きながら固まった
あ、ちなみに今日は包帯じゃなくてサングラスだから僕の目はバッチリ見えるよ
だからAが突然固まった僕に対して凄くあわあわしている可愛い姿もバッチリ見えている。
これは良い眼福__
__じゃない違う違う、僕は硝子に言われてここに来たんだった
___
《どうやら私の知り合いの姉の孫の友達が術式使えるっぽいんだよね》
《え、何それ繋がり遠過ぎない?》
《私最近忙しいんだよねー》
《まあ確かに、最近2級1級の呪霊がよく湧いてるからな
……と、言うと?》
《分かってるくせに
だからさ__》
__私の代わりに
___
「なんてのもあったなぁー」
『あ、動いた…あの、悟兄さん?大丈夫ですか?ずっと動き止まってましたけど』
「嗚呼、ごめんね心配かけちゃって」
『…いえ、別に』
「ん、そっか」
『……』
「……」
わしゃわしゃわしゃ
『……あの、いつまで頭撫でてるんですか』
「んー、あと5、6時間?」
『ハァ?!アンタ馬鹿なんですか?!』
__何で硝子がAを欲しがってるのか分かった気がする
__この子の周りだけ全然呪霊が寄ってこない
「不思議な体質だねぇ」(ボソッ)
『?何か悟兄さんボソボソ喋ってばっかですね、ハッキリ喋ってくださいよ全然聞き取れません』
「だぁーいすき♡」
『それ絶対さっきと言ってること違いますよね?!』
「まあまあそんなカッカせずにさ!どっかでゆっくり話そうよ」
『話逸らしましたね…
あ、そうだ、俺今とあるカフェに向かってたんですよ、そこで大丈夫ですか?』
__Aの上目遣いマジで眼福だな__
「勿論」
〜作者〜
主人公くんが何の疑いも無く五条さんを“悟兄さん”と呼んでいる理由は心の隅で“イケメンな兄が欲しい”と思っていたからです
あと警戒心が薄いとかじゃなくて、少なからず五条先生が気になってるからってのも理由です
まあAくんは初めて呪霊が見える人に会いましたからね…そりゃ嬉しいわな…うん…
176人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪月花 - 初コメ失礼します!面白いです!これからの展開が楽しみです!更新頑張ってください。 (2021年9月11日 11時) (レス) id: 1bfe2081c7 (このIDを非表示/違反報告)
La抹茶nE(プロフ) - アズライト@pitterさん» あ、スランプ…!全然合ってなかった…。お、面白…?!ありがとうございます!書けるようになったら今までの空白を帳消しに出来るぐらい沢山更新します! (2021年7月13日 15時) (レス) id: 7dac4eef60 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - スプ…は多分スランプのことですね!この作品とても面白いです!また主様の納得いく展開が思い付きましたら更新していってください!お待ちしております! (2021年7月11日 11時) (レス) id: 05c4d055ed (このIDを非表示/違反報告)
La抹茶nE(プロフ) - なんなんばんさん» ひぃ、面白いだなんて勿体無いお言葉…ありがとうございます…(拝)受かるよう頑張ります…! (2021年2月11日 0時) (レス) id: 7dac4eef60 (このIDを非表示/違反報告)
なんなんばん - おもしろいです!勉強は仕方ないですね……頑張ってください! (2021年2月7日 21時) (レス) id: 4ea39a9195 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:La抹茶nE | 作成日時:2021年1月15日 0時