#24 同じクラス ページ24
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二宮和也って言うんだニノくん。初めて知った。
12位...12位かぁ......え。
「...12位ッ!!?」
「遅くない?(苦笑)」
名前の隣の数字に驚けば、そんな呆れた声。
いや待って....え!? 12位って...
「めっちゃ頭良いじゃん...」
「さんきゅー」
ニノくん、勉強できるとは聞いてたけどまさかそんなにいいとは思わなかった。
だってこの前私と相葉くんが勉強してた時
隣にいたけど別にそんな雰囲気出してなかったし...。
そもそもあの時...ニノくん勉強してなかったよね?
分からない問題は軽く教えてくれたけど...。
勉強しなくてもできるってやつ?
...あーあ、櫻井といいなんなのホント...。
「やっぱ1位は櫻井翔か〜」
ニノくんが不意に言ったその言葉にドキッとする。
...いや、何でドキッとしてんの私...。
「櫻井くん、同じクラスなんだけどホント爽やかなんだよね」
「...は?」
つい、低めの声でそう返してしまった。
え、ニノくん櫻井と同じクラスなの?
...ってそこはどうでもいいんだけど。
爽やかって...ニノくんもそう思うの?櫻井のこと
「.....どういうところが爽やかなの?」
「なーんか何やってても笑顔だし、気が利くし、優しいし
あれはモテるよね〜」
「.......」
結局、誰に聞いてもそんな答え。
男子であるニノくんだってそう言うんだから、ホントにみんなの前では爽やかなんだ。
...私はもう、優しい櫻井なんて知らない。
最後に見たのはきっと、中3の終わり頃。
私と櫻井がまだ、仲の良い幼馴染、だった頃の話。
「...あ、噂をすれば櫻井くんじゃん」
「!!?」
いきなりのニノくんの言葉にビクリとする。
そしてなぜか鼓動が速まった。
「なに、俺の噂してたの?二宮くん」
「まあね。ほら、1位じゃん」
...絶対見ない。目を合わせない。
特に理由もないのにただなんとなくそう決めている。
図書室でのこととかを
櫻井がどう思ってるのかなんて知らないけど
「すごいよね、どう勉強してるわけ?」
「どうって言われても...てゆーか二宮くんもすごいじゃん」
「1位の人に言われてもね...(笑)」
楽しそうに会話をしている。
そのスキに私はサッとその場を去った。
...櫻井から逃げたかっただけ。
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「...あれ、チビちゃんいない」
「さっきの子? 逃げたよ」
「え、なんでだろ」
「........」
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ラッキーカラー
あずきいろ
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あんでぃー - 菜美恵さん» ありがとうございます！翔くん何考えてるんでしょうね？ のんびり進んでいきそうな予感なので今後もよろしくお願いします(・ω・)ノ (2016年10月9日 2時) (
レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
菜美恵(プロフ) - 泣いちゃいましたね…。もう何考えてんだか。って怒りたくなっちゃいました(笑)。何て声をかけられたかったのか……難しいですね。恋って難しいなと感じました。追いかけてくれたら……なんて都合がよすぎるかな？と。次の展開が楽しみです！ (2016年10月4日 23時) (レス) id: ef62e078b2 (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - のりさん» コメントありがとうございます！ 向こうの方も読んでくださったみたいで嬉しいです！ のんびりですが更新していきますので今後もよろしくお願いします(＞人＜;) (2016年10月4日 23時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - はじめまして。あちらのかわいい翔くんも好きですが、こちらの冷たい翔くんのが好きかもしれない…ということに気付いたことをお知らせしたくｺﾒさせて頂きました笑 更新楽しみにしてます。 (2016年10月1日 11時) (レス) id: 48b765175f (このIDを非表示/違反報告)
あんでぃー - 赤澤さん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけるのは嬉しいです(*´∀｀*) 今後もよろしくお願いします！ (2016年9月24日 22時) (レス) id: 87b0bbe0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんでぃー
| 作成日時：2016年9月21日 18時
