瀬名泉の兄ですがなにか？【完】

おじいちゃん召喚。 ページ8

「えっとこんにちは？」



零「なぜ疑問形なのじゃ？」



「いやだって、語尾というかなんというか性格変わったなと思いまして」



零「まぁお主がいない間にいろいろあってのぉ。他の奇人たちもみんなそんな感じになってしまったわい」



「そうなんだ...。ねぇ、夏目は？夏目は大丈夫なの？」



零「逆先くんは俺らが護ったから酷くはならなかったよ」



「よかった...」



零「おや、まだ気にしておるのかのぅ？大丈夫じゃよ。逆先くんも気にしてないと思うよ」



「そう...かな？」



でも一番大事な時に俺海外行っちゃったしな...
深海くんとか宗くん、渉にも迷惑かけた。



でも一番迷惑かけたのは夏目だ。



悪いことしたな...



〜朔間零side〜



Aが海外留学から帰ってきた。




約一年ぶりだった。




Aが海外に行く前、俺たちは天祥院 英智にねらわれていた。




天祥院くんは俺たちのことを五奇人と呼び、倒そうとしていたらしい。




その時は俺、日々樹くん、宗くん、深海くん、そしてAが五奇人に数えられていた。




でも海外留学が決まり、その対象が逆先くんになったのだ。




そのことをまだあやつは気にしているのじゃろう。

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