推しがリスナーに告白とか心臓に悪いんでやめてください【紫】

親友のドSっぷりが恐ろしい件について ページ34

※オリキャラが登場します！


さとみくんがおじいちゃんとか失礼極まりないことを考えつつ、私はしっかりご飯を頂いた。


時計を見ると、７：５０を回っていた。



私は「美味しかったです。ごちそうさまでした！」とメモをテーブルに置いてから、


スクールバックを持って家を出た。


(さとみくんは私が朝食を食べてる間に、動画編集をしていました)



２０分程歩いていたら、すぐに学校に着いた。



学校へ行くのに歩きで数十分で着けるの、本当に助かりますね。



私は教室の自席に座って一息ついた。




？？？「昨日、僕からのＬ〇ＩＮをほぼ全部未読スルーしてた白井 七瀬さーん！


　 今すぐ理由を説明しないと、僕たちの友情がきれいさっぱりなくなりますよ〜」



私の背後から恐ろしい脅迫が聞こえた。



後ろを振り向くと私と同じ制服を着ている、


小柄で可愛い茶髪の男の子が禍々しいオーラを発しながら、笑顔を浮かべていた。



私は急いでＬ〇ＩＮを開いた。なんとビックリ、同一人物から連絡が１２件来ていた。



『ごめん、琉夏(るか)！！返信するの忘れてました！』



私は勢いよく頭を下げた。


琉夏からＬ〇ＩＮ来てるのは昨日の夕方には気づいてたけど、返信するのをガッツリ忘れていた。



琉夏「まぁ、そんなことだろうと思ったよ。七瀬、Ｌ〇ＩＮの通知付けてないもんね」


『スマホを新しく変えてから色々設定するの、完全にやり忘れてましたね・・・』



元々機械音痴だから、スマホの操作とか結構苦手なんだよね。



琉夏「何か面白い話をしてくれるなら、今回の件を許そうじゃないか」


『無茶ぶりが鬼畜すぎませんか、琉夏さん！？』



人から「なんでもいいから面白いことやって」って言われると、確実に滑るんですが私だけですか？



私は悩んだ末に、さとみくんの義理の妹になったことと、なーくんから告白されたことを話した。



別に面白い話ではないけど、他にネタがなかったから仕方ない。



琉夏「・・・もうそこまでくると七瀬の力が怖いね」


『待って、私の力って何！？』




ー−−−−ーー−−


葵 琉夏 (あおい るか)


七瀬の中学時代からの親友。


小悪魔系の可愛い”男の子”。


七瀬程ではないが、割とガチめのすとぷりすなー。


あまりに外見が可愛いが故に、女の子と間違えられることも。


自分の顔の良さと可愛さを自覚しているが、ナルシストではない。


最近の趣味は、七瀬で遊ぶこと。

私は純粋培養じゃない！！→←さとみくんお手製「兄妹オムライス」

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