やり遂げたいこと ページ5
さとみ「協力……って、何を?」
俺がそう問うと、るぅとは”ふっふっふ”と悪役笑いをし始めた。
こいつ、こういう悪巧みしてそうな仕草凄い似合うな。
るぅと「認めたなくはないですが、現状はさとみくんが一番深音ちゃんとの距離が近いです」
さとみ「え、”認めたくない”って何?」
何で微妙に抵抗してるんだよ。事実なんだから仕方ないでしょ。
そうツッコんだけど、るぅとは普通にスルーした。酷くね?
るぅと「___さとみくん。僕たちを深音ちゃんに紹介してください」
莉犬「ん?どういうこと?」
ころん「るぅとくんは合コンでもするつもりなの?」
るぅと「まぁ、ニュアンス的にはそんなところです」
ころんはボケたつもりだったようで、るぅとの答えにかなり驚いていた。
……何か、るぅとが合コンするって想像したらおもろいな。
るぅと「深音ちゃんと直接喋ったことがない僕らが下手に話しかけるより、
面識のあるさとみくんが近づいた方が警戒されにくいと思うんですよ」
さとみ「あ〜、それはあるかもね」
莉犬「でも、急に近所の人から男の人を紹介されるって怖くない?」
るぅと「たぶんその辺は、僕らの推しパワーで何とかなるから大丈夫です」
急に作戦が雑になったな。あと、推しパワーって何?
すとぷり内での名言大賞でも狙うつもりなの?
るぅと「とにかくさとみくんには、
僕たちが深音ちゃんと仲良くなれるように、仲介人をやってもらいたいんです」
さとみ「……なるほどね。まぁ、別にいいよ」
本当はこいつらを深音ちゃんに近づけさせたくはなかったけど、
断ったら恐らくボコボコにされるだろうから、それは普通に避けたい。
だから俺には、”承諾する”という選択肢しかなかった。
ころん「そんな上手くいくもんなのかなぁ」
るぅと「……それを恐れていては何も出来ません。
ころちゃんは、このまま一生深音ちゃんと話せなくてもいいんですか?
僕は絶対に嫌です。だから、無茶だろうが何だろうがやり遂げたいんです」
*ー*ー*ー*
るぅとくん、お誕生日おめでとうございます✨僕は、可愛くて腹黒なるぅとくんが大好きです!!
僕は、るぅとくんが活動人生を続けることを選んでくれたことにとても感謝しています。
___いつもありがとう。愛してます!
雨萩さくりより
31人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 雨萩さくりさん» いえいえ〜。 (8月22日 21時) (レス) id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。さん» こちらこそ読んでくれてありがとう!! (8月22日 21時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。@完結したら転生します。(プロフ) - 更新ありがとう!とっても面白かった! (8月22日 21時) (レス) @page3 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - 雨萩さくりさん» 無理のないように、頑張れ! (7月23日 13時) (レス) id: df7b4f216a (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - ましゅ☆まろ。紫月まろ。さん» ありがとう!更新頑張るね!! (7月23日 13時) (レス) id: 62efc680fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨萩さくり x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時:2023年6月24日 22時