あの女の子は、な組の...【stpr】

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Aside



な「......その前にどうやって此処を突き止めた。今行くから動くな。」


あらら。切れちった。


どうやら銃...武器を持ってくるみたい。


戦うつもり？だったらやめとけ。



私の裏の名は「シーニュ・ノワール」



フランス語で、黒の白鳥という意味。

ターゲットを迅速にかつ、華麗に殺るからこの名が殺し屋界でついた。


黒の白鳥って...w黒いのか白いのか分かんねぇしw



な「入れ。」


再び組長の男の声がした。

そして、ガチャりと門があく。


へー、出迎えてくれないの。これでも私、ノワールよ？


出迎えてくれたっていいじゃん。酷いなぁ。



そう思いながら普通の家と変わらない門をくぐる。





黒塗りのドアが門の向こうにある。開かなそう。



入れって言ったのは誰ですかw



双眼鏡で、中(鍵穴)を除くと3重になってるのが見える。



それ+人間の目の死角に防犯カメラ+赤外線センサー+至る所に仕掛けられた罠。



侵入者をとっちめようという訳ね。






w。私これでもノワールだから。舐めるなよ？




ポケットから赤外線が見えるメガネをかけ、スルスルと避けていく。防犯カメラの死角を通って。





ｶﾞｼｬﾝ




おっと、罠が降ってきた。どういう仕組みだろ。


途中、タイルを踏んだら上から籠が降ってきた。危ない危ない。




『よいしょっと。ほっ』



ドアの真上にある防犯カメラに向かってダーツを投げる。これでもうカメラは使えない。


準備万端。さて、ドアはピッキングできるかな？？




とりあえず針金でごちょごちょしてみる。



『んー、流石な組。一筋縄には行かないか。』




流石に開かなかった。

でも、こんなんで諦めてたら四宮グループには居られない。


四宮グループのおかげで育ったメンタルで挑む。



また、ダーツ(小型)を中にぶっ刺し、3重層を壊す。


その後に、針金を変形させたもの(私作)を突っ込んで回す。



ｶﾞﾁｬ


『開いたー。』



簡単。ものの五分で開いた。

さて、乗り込みますか。






な組の本部？は中に入ると一気に殺し屋っぽくなっていた。





返り血がついた服が無造作に置かれたり、銃や刀のパーツが置かれてたりetc...




まぁ、四宮グループの方が綺麗だね。




ふぅ。家を探索はここまで。組長に会うぞー。




組長はどこかなっ。どこかなっ。(スキップ)





居ないなぁ。どこを探してもいない。もしや地下？







床の木目を見つめる。





『ありそ。ﾆﾔｯ』

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