ふたりのカタチ07《バレンタイン編》 ページ7
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イライザ「その姿に、これ付けて、と。」
キラキラと揺れるピアスとお揃いのネックレスとブレスも付ける。
マリア「なんて素敵!」
イ「‥‥兵長、これは悩殺間違いないわ。」
A「はっ恥ずかし過ぎる!!!」
イ「ダメよ!これからはもうこの下着にしなさい!」
マリア「ホワイトデーに間に合うように、A様の身体に合わせてお作りいたします!」
‥‥‥
ホワイトデー近く、出来上がった下着を受け取りにきたA。
マリア「バッチリですわ!」
A「ほんとに吸い付くみたいにフィットしてるわ。‥‥でも!こんな総レースなんてぇ!!!」
マリア「大人の魅力を引き立てます。」
A「ある意味、裸より恥ずかしい‥‥」
街を歩いていても、下着が違うだけでなんだか恥ずかしくてドキドキしてしまう。
そうすると、耳を揺らすピアス、胸元に優しくまとわりつくネックレス、手首を撫でるブレス達の存在感も私の中で際立っていって‥‥
‥‥‥
Aの様子の変化にリヴァイはすぐに気付いた。
‥‥なんだ?何かが違うな。珍しくピアスを付けているからか?
リヴァイ「おいA。」
A ドキンッ「な、なななななに!?」カァッ
なんだその挙動不審は。
リヴァイ「子供達はどうした?」
A「今日は隣のおじいちゃん家にお泊りなの。」
なに?すると今夜はふたりきりか?
リヴァイ「どうした?お前の様子も変だ。」
ドキドキ‥‥
「あの、リヴァイ。ごめんなさい、私バレンタインのこと知らなくて‥‥」
「‥‥想定内だ。謝る必要なんかねぇだろ。」
「でも‥‥ううん。あの、やっぱり、その。」カァッ
‥‥なんなんだ、その照れは。
お前のその目を潤わせて紅潮させて困ったような顔が動くたびに、耳のピアスがキラキラと揺れて‥‥
‥‥やけに色っぽいじゃねぇか。
そっと頬に手を触れ、そのまま優しく耳に沿わせていく。
‥‥っビクッ/////
「珍しくピアスしてんだな。似合ってるぞ。」
カァァッ/////
「あの、ありがとう‥‥これ、いつも付けるようにしたらね、ピアスが揺れるたびにあなたを想うようになっちゃって‥‥ネックレスやブレスを付けてもそうなの。」
「‥‥‥やっと気づいたか。まあそれに気づいただけでもお前にしちゃ上出来だ。」
「‥‥っえ!私がいつもあなたを想うようにプレゼントしたの?」
「ああ、そうだ。」
えええっ/////
フッと嬉しそうにリヴァイは笑った。
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うさ(プロフ) - しおんさん» しおんさん。ドロドロの愛憎劇ではないですけど、面白く読んで頂けて良かったです!リクエストありがとうございました(*´∀`*) (2018年8月21日 19時) (レス) id: 9cfea4285a (このIDを非表示/違反報告)
しおん - うささん» リクエストに答えていただきありがとうございます!面白かったです! (2018年8月21日 14時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
しおん - うささん» ごめんなさい、ならちゃんと見れます! (2018年8月4日 8時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - え?ほんとですか?今最新は「一番強い者逸話集01」です。手直ししたりしてるからそれが更新として認識されてるのかな? (2018年8月3日 22時) (レス) id: f6736a8082 (このIDを非表示/違反報告)
しおん - 更新されているのは分かるんですが新しいお話が見れないんですけど、これって大丈夫ですか? (2018年8月3日 21時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさ | 作成日時:2018年4月5日 22時