金髪の御曹司と黒髪の貴公子05 ページ46
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アンディが到着すると、若い女性達がアンディに群がった。
アンディは彼女達を相手をしつつ遠目に山盛り乗せたお皿を持って嬉しそうに食べているAを見つけた。
アンディ(A！？)「ちょっと失礼。」
女性達「アンディ様？」
アン「実は腹ペコでね。食事をしてくるよ。君たちもどうです？」
女性達は皆ダイエット中ですので‥‥と口を揃える。
アン「A！君も来ていたなんて！ドレス姿もなんて美しい。」
A「こんばんは。あの、先日は失礼をしてごめんなさい。」
アン「何のことだい？ふふっ凄い山盛りだ。それ全部食べられるの？」
A「もちろん。これ、2皿目よ？」
アン「ぷっさすがだね。君はダイエットとは無縁だろうね。」
食事を終えると待ち構えていた女性達を横目にテラスへ誘った。
A「どうして私？」
アン「君との会話がとても楽で楽しいんだよ。」
A「後ろからの殺気が凄いよ？お待ちかねの彼女達と話してあげて。」
アン「それもいいけど、少々疲れるんだよ。」溜息
A「‥‥あなたも御曹司という求められてる役を演じてるみたいね。」
アン「‥‥！？」
A「あっ変な事言ってごめんなさい。」
アン「いやっ‥‥『演じてる』か。なるほど、そうかも知れないな。君は不思議な人だね。A、君ほど私の心を騒つかせる人はいないよ。ああ、どうして君は結婚しているんだ！」
スッと手を取られた瞬間、背後から一際殺気が強くなった。
A「！！！(この気配だ！)失礼！」
手を払いテラスから去るAをアンディは追いかけた。
アン「A！？あれ？どこに行ったんだ？」
パーティー会場の入り口が騒ついた。
アンディの取り巻き達もきゃあきゃあ騒ぎだす。
「素敵な人！」
「どなたかしら！？」
「貴族にあんな方いらした？」
「お母様！私を紹介して！」
アンディ「あの男は‥‥」
それはリヴァイだった。フォーマルを着て前髪をあげた姿は一見あの有名な『リヴァイ兵士長』には見えなかった。
アン「これはこれは兵士長。こんな所まで奥様の見張りですか？」
リヴァイ「あ？正式に招待されているから来たのだが？」
アン「君が正式に招待？都のゴロツキが大出世だな。」
リヴァイ「なんだお前は。」
アン「君とは一度話してみたかったんだ。」
リ「興味ねぇな。」
アン「Aの事だよ。」
リ「あ"あ"？」
アン「ちょっと来いよ。」
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うさ(プロフ) - しおんさん» しおんさん。ドロドロの愛憎劇ではないですけど、面白く読んで頂けて良かったです！リクエストありがとうございました(*´∀｀*) (2018年8月21日 19時) (
レス) id: 9cfea4285a (このIDを非表示/違反報告)
しおん - うささん» リクエストに答えていただきありがとうございます！面白かったです！ (2018年8月21日 14時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
しおん - うささん» ごめんなさい、ならちゃんと見れます！ (2018年8月4日 8時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - え？ほんとですか？今最新は「一番強い者逸話集01」です。手直ししたりしてるからそれが更新として認識されてるのかな？ (2018年8月3日 22時) (レス) id: f6736a8082 (このIDを非表示/違反報告)
しおん - 更新されているのは分かるんですが新しいお話が見れないんですけど、これって大丈夫ですか？ (2018年8月3日 21時) (レス) id: e7ba8b9b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさ | 作成日時：2018年4月5日 22時
