この世界で生きていく6《サイドストーリー編》

一番強い者＊逸話集01 ページ36

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これは夢主さんがリヴァイとの初めての子供のレイを出産した後の頃のお話し。


もうすぐ産後3ヶ月を迎え、復帰する前に初めてレイを連れて兵団に顔出ししたA。


ハンジ「ひゃー！ちっちゃいなぁ！リヴァイそっくりじゃないか〜。」

ギルバート「僕、赤ん坊って初めてだ。」

ハ「だっこさせてよ！」

リヴァイ「手を洗え。それからだ。」

ハ「うーわ。相変わらずうるさいヤツだな！」

リ「当然の事だろうが。」



コンコンコン

ハ「どうぞー！」

エレン「失礼します！リヴァイ兵長、迎えの馬車が到着しました！」

リ「‥‥ああ。」

ハ「リヴァイ、早く行けよ！今日の会議はリヴァイに任せてるんだからさ！頼んだよ！」

リ「‥‥俺に押し付けやがって。まあいい。A、気をつけて帰れよ。」

A「はい。ほら、レイ。お父さんに行ってらっしゃいって。」

そう言ってレイの小さな手を持って振ってみせた。

レイ「うーうー。」ニコー


リ「フッ‥‥行ってくる。」

一同(おおおっ！？)



バタンッとドアが閉まった。

エレン「兵長のあんな表情、初めて見ました！」

ギル「びっくりしたね！」

ハ「あんな顔出来るんだ！」

A「そりゃそうですよ！」

ギル「‥‥兵長ってさ、家ではどんな感じなの？」

ハ「ギルバート、そりゃあ気になるよねー！リヴァイってさ、命に関わる作戦の時はあいつほど頼りになるヤツはいないけどさっそれ以外は正直一緒に居たくないヤツだろ？」

ギル「そ、そこまで言ってませんよ！」

ハ「私はまず、あの潔癖が無理だな。」

エレン「それ！そうですよ！Aさん、ずっと掃除してるんじゃないですか？？？」

A「全然？あれは彼の趣味だから。」ケロリ

エレン「いやいやいや！完璧以上を求められるんですよ！？趣味の範疇じゃないですよ！俺、今までどれほど苦労を‥‥」

A「兵長はエレンを褒めてたよ。あいつはよく出来るって。」

エレン「えええええっ！？」

A「私はマネ出来ないなぁ。」

ハ「リヴァイはAには甘いからね！」

A「えーでも、初めこそ色々言われましたよ。」

エレン「やっぱり！それでどうしたんですか？」

A「別に？私的にはちゃんとしてたもん。」

エレン「そんなんで兵長は許してくれませんよ！？」


ギル「ははは‥‥エレンは相当苦労してたみたいだね。」


エレン「兵長が納得する方法を教えてくださいよ！」切実


A「えー？私の場合だけどね‥‥」



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